大会で勝ちたい人必見!バドミントンの大会前日に重要な3つのポイントとは?

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大会で勝ちたい人「こんどの大会はなんとしても勝ちたい!コンディションもちゃんと整えないと…。大会前日ってどういうふうに過ごしたらいいんだろう?」

という疑問に答えます。

バドミントンの大会に出るのであれば、せっかくなら勝ちたいですよね。

本記事では、大会前日に重要となる、以下の3つのポイントについてお話します。

  • 大会の前日によく眠るコツ
  • 大会の前日に練習するのはOKか
  • 大会の前日の食事について

大会前日の3つのポイントについて正しく理解することで、大会当日のあなたの勝率はけっこう変わってきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

僕は、東京に住むサラリーマンで、バドミントン歴は20年になります。

いままで、

「ぜったいに負けたくない」

「負けることは許されない」

という試合をなんども経験してきました。

そういった経験のなかで、心がけてきたことについて紹介していきたいと思います。

 

 

大会の前日によく眠るコツ

バドミントンの試合でハイパフォーマンスを出すには、前日によく寝ておくことがとても重要です。よく寝ておくといっても、別にいつもより多く寝るわけではなく、あくまでいつもどおりの睡眠でいいと思っています。

f:id:pontasensei:20190928015648p:plainちゃんと睡眠を取らないと、どうなるかというと、

  • バテやすくなる。
  • 集中力がきれやすく、ミスが多くなる。
  • 足がつってしまったり、ケガのリスクも高まる。

といった感じで、悪いことばかりです。

僕の場合、大事な試合の前だと、どうしても眠れなくなってしまうクセがあります。あなたも、そういった経験はありませんか?

試合前日にどうやったら、いつもどおりの睡眠が得られるのか、まとめていきます。

 

大会前夜はバドミントンのことを考えすぎないこと

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「明日の試合は絶対に勝ちたい!」

そう思えば思うほど、あなたの心と体は緊張してしまいます。すると、眠りづらくなったり、眠りが浅くなってしまいます。

例えば、こんな感じです。↓

「明日の大会は絶対に勝ちたい!」

 ↓

「そうだ!バドミントンノートに戦術をメモしてあるから、それを読んでイメトレしておこう!あと、Youtubeでプロの試合も見ておこうかな!」

 ↓

「(ベッドで)明日は勝つ、明日は勝つ、アシタハカツ、ゼッタイニ、うーーーーん。寝れない!」

という感じ。

これでは本末転倒ですよね。

なので、大会に勝ちたければ勝ちたいほど、実はバドミントンのことをいったん忘れることが重要です。

なるべく、心と体をリラックスさせることに集中すべきです。

たとえば、以下のことを意識するとよいです。

  • リラックスできる音楽を聞く
  • 目をつぶり、頭を空っぽにしながらストレッチをする
  • テレビ、パソコン、スマホなど、刺激があるものに触れない

大会前日の夜に、ぜひやってみてください。

 

お風呂の入り方

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試合の前夜は、心と体をリラックスさせることがとても重要です。

心と体をリラックスさせるために、実はいちばんオススメなのが、「お風呂にゆっくり入ること」です。

具体的には、以下の通りです。

  • お風呂の温度は40℃〜41℃
  • 20分〜40分と、長めにお風呂に入る
  • お風呂に入っているときは、絶対にバドミントンのことを考えない。頭を空っぽにする。

こうすることで、あなたの心と体はとてもリラックスして、よい睡眠につながります。

ぜひ試してみてください。

 

食事の時間

よい睡眠を得るためには、夜遅くに刺激的なことを避けるべきです。

なかでも、とくに気をつけたほうがいいのが「夕食の時間」。

夜遅くに食事をとってしまうと、胃が活発になり、睡眠の質が下がってしまいます。

一般的には、眠りにつく3~4時間前には、食事をすませるのが良いとされています。理由はいたってシンプルで、食べ物の消化が終わるまで3~4時間必要だからです。

ちなみに、コーヒーやアルコールは、睡眠の質が下がるので避けましょうね。

大会の前日は、心と体をリラックスさせて、いつもどおりの睡眠を得られることに集中しましょう。

 

大会の前日に練習するのはOKか

「明日の試合のために、今日も練習しておこう!」

大事な試合の前であれば、そのような気持ちになるのはあたりまえです。人によっては仕事が忙しく、大会前日にやっと時間がとれた、みたいなこともあるでしょう。

前日に練習するなとは言いません。むしろ、軽めであれば少し練習しておくのがベストです。しかし、これからお伝えするポイントはちゃんと守ってほしいです!

 

超回復の周期を理解しよう

運動をすると筋肉が傷つきます。傷ついた筋肉は休息と栄養によって、回復します。回復するときは、少しですが前よりも強い筋肉になります。

このことを「超回復」といいます。

超回復は、負荷によって以下のように周期が違います。

負荷のレベル 具体例 超回復までにかかる時間
軽負荷 ジョギング、基礎打ち、軽めのゲーム習練 およそ24時間
中負荷 ゲーム練習、動きのあるパターン練習 およそ48時間
高負荷 ノック、ダッシュ、筋トレ およそ72時間

見てわかるとおり、もし前日に練習するなら、中負荷〜高負荷の練習は避けたほうが良いです。

なぜなら、超回復の前に試合で戦うことになってしまうからです。

体の疲れがとれないうちに試合に出たら、結果は目に見えています。

「わかった、じゃあ経負荷の練習ならいいんでしょ」

と思った人に、もう一つ重要なポイントをお伝えすると、前日の練習は必ず"午前中"に終わらせてください。

たとえ軽負荷な練習だとしても、超回復には24時間くらいはかかります。大会は午前中から行われるのがフツーなので、逆算して午前中には練習を終わらせましょう、ということです。

前日の練習は軽めならOK。むしろやったほうが良いです。でも、練習は必ず"午前中"に終わらせましょう。

 

ここからさらに応用の話をしておきたいと思います。

さきほど、超回復にかかる時間は、

  • 経負荷 → およそ24時間
  • 中負荷 → およそ48時間
  • 高負荷 → およそ72時間

というお話をしました。これをすべて組み合わせて逆算して、以下のようなタイミングで練習するのがオススメです。

  • 大会前日の午前中 → 経負荷の練習
  • 大会の2日前〜3日前 → 中負荷の練習
  • 大会の3日前〜4日前 → 高負荷の練習

こうすることで、からだ全体の超回復の周期がすべて大会当日に訪れることになります。大会前日だけ練習するよりも、より高いパフォーマンスを出すことができますので、ぜひ試してみてください。

 

大会の前日の食事について

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「とりあえずブラックサンダー食っときゃいいっしょ!」

いやいやいや、さすがにそこまでヒドい考え方の人はいないでしょうが、食事についても油断は禁物ですよ!試合前日になにを食べるかは重要です。

※ちなみにブラックサンダーは美味しいし、好きです。

大会の前日の食事に少し気をつけるだけでも、けっこう当日のパフォーマンスは変わってきます。ここでは、主に意識してほしい3つの栄養についてお話します。

 

摂るべき栄養1位:炭水化物

大会の前日にいちばん摂るべき栄養は、炭水化物です。パンとか、ご飯とか、うどんとか、そういった"主食"と呼ばれるヤツです。

運動でいちばん使われるエネルギー源は、炭水化物から得られる「糖質」。

糖質が足りなくなってしまうと、とたんに体の動きが鈍くなってしまいます。

それだと非常にもったいないので、大会の前日には十分な炭水化物をとることを意識してください。

じゃあ、具体的にどれくらいとればいいのか、というのは個人差もあるので何とも言えません。どんなことでもそうですが、自分の体の調子を分析しながら、自分で見極めていくことが大事です。

たとえば、大会前日のランチとディナーでは、いつも食べているご飯の量よりも、もう1杯おかわりするイメージからはじめるとイイかと思います。

 

摂るべき栄養2位:ビタミンB1

試合前日には炭水化物を多めにとることをおススメしますが、あわせて重要になってくるのが、エネルギーに変換するための栄養素「ビタミンB1」です。

ビタミンB1には、体に蓄積された糖質をエネルギーに変換するのを助ける働きがあります。また、筋肉疲労を抑制する効果もあるため、積極的にとったほうがいいです。

つまり、ビタミンB1をちゃんと取っておけば、当日の試合で"長く戦える"ということです。

具体的には、「豚肉」がおすすめです。ビタミンB1を豊富に含んでおりますので、めっちゃ食べましょう。

 

摂るべき栄養3位:アリシン

エネルギー変換にはビタミンB1の摂取が重要というお話をしましたが、さらのいうと、そのビタミンB1の摂取を助ける"アリシン"という栄養素もとても重要です。アリシンは、「タマネギ」に多く含まれます。

つまり、ビタミンB1がとれる「豚肉」と、アリシンが含まれる「タマネギ」をかけあわせると最強ということです。

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僕の場合は、試合前日夜には必ず「豚丼」を自炊して食べています。ぜひ真似してみてください。バラ肉のほうがおいしいのですが、胃もたれすると良くないので、脂身の少ない豚肉ロースの使用をおススメします。

正直なところ、エネルギー変換に役立つのはビタミンB1だけではないので、そこはバランスよく野菜も摂取するようにするとよいです。

なので、豚丼+生野菜サラダみたいにすると◎goodです。

ほかにも、豚肉+タマネギ+その他の野菜がいっぺんにとれる料理と言ったら、あとは「豚肉の肉じゃが」なんてのもいいのではないでしょうか。

ぜひ参考にしてみてください!

大会前日の食事は、「炭水化物+ビタミンB1+アリシン」が大切。とりま豚丼とだけでも覚えておこう。

 

日常生活から心がけるべきこと

 

食事が気になる人「試合前日のおススメの食事についてはわかった!試合に勝つために、ほかにも普段の食生活で気をつけることがあれば知りたいな。」

このような疑問が浮かぶ人もいると思います。

では、あなたに質問します。

「運動能力を向上するためには、どういった体を目指すべきでしょうか?」

それは・・・

筋肉質で低脂肪な体を作ることです。

 

理想の体を得るためにやるべきことはたったひとつだけ

筋肉質で低脂肪な体を作るために、やることはたったひとつだけです。それは、たんぱく質を意識的に多く摂取することです。

たんぱく質の摂取量目安は、だいたい体重1キロあたり0.8g~2gと言われています。ハードな練習をこなしている人は、体重1kgあたり2gのたんぱく質が必要で、例えば体重が60kgなら、120gのたんぱく質が必要となります。

これだけのたんぱく質を通常の食事で摂取することも可能といえば可能です。しかし、いくつかの2つの問題点があります。

  • 1度の食事で摂取できるたんぱく質は20gまで(それ以上は吸収が悪くなる)
  • 120gのたんぱく質を通常の食事からとろうとすると、たんぱく質以外にも摂取することになり、カロリー過多となる。すると、体が重くなってしまう。

これらの問題点をクリアするために、必要となってくるのが「プロテイン」です。 

プロテインをうまく活用することで、効率よくたんぱく質をとることができるだけでなく、不必要に体が重くなることも防げます。気になる方は、次に紹介するプロテインのどれかを試してみることをおススメします。

 

1位:ANOMAプロテイン

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  • 内容量:600g
  • 1回あたり:30g
  • 使用回数:20食分

僕が愛用している一番おススメのプロテインは、「ANOMAプロテイン」です。「人工甘味料」「乳化剤」「保存料」「着色料」を一切使用していないので、安心して飲めます。もう少し安いと嬉しいんですけどね・・・。多少お値段が高くても、「余計なものがいっさい含まれていないのが好き」という方におすすめです。

 

2位:ザバス ホエイプロテイン 100 ココア

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  • 内容量:1050g
  • 1回あたり:21g
  • 使用回数:50食分

いま日本で最も売れているプロテインで、定番中の定番です。

コストパフォーマンスに優れているだけでなく、ビタミン栄養素にも配慮されていて、非常にバランスがとれた商品です。

ザバスよりも安いプロテインはあるにはあります。しかし、商品に不備があったりする口コミも数多く見受けられます。

そういった意味で、国産食品メーカー"明治"の安心感はイイですよね。バランスのとれた定番のプロテインを選ぶなら、ザバスがおススメです。

 

3位:DNSホエイプロテイン100

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  • 内容量:1050g
  • 1回あたり:35g
  • 使用回数:30食分

ザバスに比べると、少しコスパが落ちますが、味に関しては断トツでおいしいプロテインです。

どのプロテインも、どうしてもプロテイン感がでてしまうものなんですが、「DNSホエイプロテイン100」だけは別格で、プロテインを飲むというよりは普通の飲み物としておいしいレベルです。味にこだわりたい人におススメです。

 

まとめ

今日は大会で勝つために、前日に意識すべき重要なポイントを3つ紹介しました。結論だけまとめると以下のとおりです。

1. 大会の前日によく眠るコツ

 →大会の前日は、心と体をリラックスさせて、いつもどおりの睡眠を得られることに集中しましょう。

2. 大会の前日に練習するのはOKか

 →前日の練習は軽めならOK。むしろやったほうが良いです。でも、練習は必ず"午前中"に終わらせましょう。

3. 大会の前日の食事について

 →大会前日の食事は、「炭水化物+ビタミンB1+アリシン」が大切。とりま豚丼とだけでも覚えておこう。

 

また、大会で勝つためには、日常生活で効率的にプロテインを活用するのがおススメです。

ぜひ参考にしてみてください。

 

ディフェンスを強化する練習法「TAGOKEN」とは?TAGOKENをやるべき2つの理由。

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ディフェンスが上手くなりたい人「レシーブが苦手です・・・。ディフェンスが上手くなりたいんだけど、なんか良い練習方法ないかな?」

といった悩みに答えます。

この記事では、ディフェンスを強化するのに最適な練習法「TAGOKEN」を紹介します。TAGOKENとは、あの有名な田児賢一さんが考案した練習法です。TAGOKENをやると、ディフェンスに必要なノウハウがたくさん習得することができます。TAGOKENをあなたの練習に取り入れることで、ディフェンスが画期的に上手くなりますよ!

 

僕は、東京に住むサラリーマンで、バドミントン歴は20年になります。

中学生の頃から様々な練習に取り組んだ経験と照らし合わせて、TAGOKENの練習法がどのように優れているかも含めて、ご紹介していきたいと思います。

 

本記事の内容

 

ディフェンスを強化する練習法「TAGOKEN」とは?

まず練習のイメージをつかんでいただくために、こちらの動画をご覧ください。(所要時間:50秒)

このように前衛とディフェンスに分かれて練習をします。

この練習法は田児賢一さんが考えたもので、「TAGOKEN」といいます。

ちょっと名前のつけ方がイージーな感じがしますが、それはいったんおいときましょう・・・笑

僕は好きですよ、「TAGOKEN」。

動画でイメージをつかんでいただけたと思うので、こんどは田児賢一さんが定めているルールを紹介しますね。

 

TAGOKENのルール

TAGOKENの基本的なルールは以下の通りです。場合によっては、半面ストレートでやったり、21点マッチにしても問題ないです。

~共通ルール~

  • ”前衛”と”ディフェンス”に分かれて、1対1の半面クロスで行う
  • 11点マッチ
  • ロブはなし。ロブがコートに入ったとしてもレットになる。(ロブがアウトなら負け)

 

~ディフェンスのルール~

  • どちらが点を取っても、毎回ディフェンスからサーブを打つ。
  • ディフェンスは、必ずショートサーブ(少し長めに出すのはアリ)

 

~前衛のルール~

  • 前衛はショートサービスラインより手前に打ったらアウト。
  • 前衛のショットがネットインした場合、サービスラインまで飛んでいなければ、やはりアウト。

 

TAGOKENで使うコート

TAGOKENをやるときのコートは、以下のような感じです。↓

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このように、ダブルスを意識したコートで練習をします。前衛の方が若干守備範囲が広いです。

 

TAGOKENで意識するポイント

TAGOKENをやるときに、 前衛とディフェンスがそれぞれ意識することは以下の通りです。

~前衛が意識すること~

  • 少しでも球が浮いたら、前衛は容赦なく打ってよい
  • 球をしっかり沈めること。沈めてさえいれば問題ない。
  • ラケットを準備すること。

 

~ディフェンスが意識すること~

  • 腰を落として、目線を落とす。高い目線で下の球をコントロールすることは難しい。
  • ラケットをむやみに振り回すのではなく、ラケットを準備して打つ(合わせる)意識。
  • 足を止めない。
  • ずっと守っていたらいずれ負けるので、どうやったら不利な状況を打破できるかを考える。例えば、チャンスのときに前に出たり、返球するコースをちらすなど。

 

TAGOKENを考案したバドミントン選手「田児賢一」とは? 

 

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もしかすると田児賢一さんを知らない方もいるかもしれないのでここでさらっと紹介しておきます。

田児賢一さんの輝かしい実績をまとめると以下の通りです。

  • 全日本総合男子シングルスにて2008年から6連覇を果たす
  • 世界ランキングは最高で3位まで到達
  • バトミントン界のレジェンド「リーチョンウェイ」に勝ったこともあります。

パないっす。

そんな田児賢一さんですが、今はバトミントン選手としての第一線からは離れており、マレーシアのクアラルンプールで主にコーチとして活躍されています。

冒頭でご紹介した動画を見た方はお気づきかもしれませんが、今はかなりふっくらして、体重はなんと95 kg・・・!笑

 

さすがに95kgだと、いま現役でやっているプロ選手に勝てるほどの実力はありませんが、元世界ランキング3位の知識やノウハウはかなりのものです。

最近 YouTube をはじめたみたいで、田児賢一さんの動画はめちゃくちゃ参考になります!

まだ見たことない人は、絶対に見るべきですよ~。

 

TAGOKENをやるべき2つの理由

さて、TAGOKEN練習法の話にもどります。僕がこの練習法を初めて知ったとき、まず第一印象で思ったのは「一般的なプッシュ&レシーブの基礎打ちと似ているな」ということです。

ただ、よくよく考えてみると、TAGOKENがプッシュ&レシーブよりも、2つの点で優れていることに気がつきました。

 

ディフェンスの戦術を身につけるきっかけになる

 

プッシュ&レシーブをやっている人「もうちょっとプッシュをやさしめに打ってほしいな~。そしたらもっと練習になるのに・・・」

こんなことを、思ったことはありませんか?

僕はそう思っていました。

しかし、TAGOKENの練習ポイントを田児賢一さんが紹介する時に、「前衛は容赦なく打ち込んでいい」みたいなことを言っていてびっくりしました。

実は、 僕が通っているクラブチームで、プッシュ&レシーブのときにものすごく強くプッシュを打つ人がいて、「いやあ、練習にならないなあ」と、ときどき思っていたんです。

もちろん、考え方は人それぞれで、時にはレシーブを確実に反復練習するためにプッシュを優しく打ってもらうという考え方は大いにアリだと思います。というか、そういう反復練習は絶対にやるべき。

でも、甘いプッシュに慣れていては、いつまでたっても実践的なディフェンスの力はつきません。そのことに気づかされました。

TAGOKENに取り組むことで、本来ディフェンスをするということは「圧倒的に不利なんだ」「その状況を何とかしなければならない」といった現実を突きつけられながら練習することができるんです。

確かに、2-11とかで負けてしまって、 何もすることができないかもしれません。でも、「それでも何とかするんだ」という意識を持つことが大事なんだと思います。

これが、TAGOKEN をやるべきひとつ目の理由です。

 

半面クロスでやるのでディフェンスでもオープンスペースを狙いやすい

TAGOKEN をやるべき2つ目の理由は、この練習が半面クロスで行うからです。

実は、半面クロスでやることによって、より戦術的なディフェンスをすることが可能になります。

 

どういうことかと言うと・・・

 

半面ストレートの場合、どこを狙っても、わりと前衛の手が届きます。↓ 

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半面クロスの場合だと、より広範囲にコースを狙うことができます。↓ 

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なので、クロスで練習したほうが、ストレートで練習するよりも広く狙えます。言い換えれば、 ディフェンスにもとてもチャンスがあるということです。

ただし、それは多彩なコースを打ち分けた場合に限ります。

TAGOKENの練習では、前衛のほうがコート守備範囲が広いので、ディフェンスのショットや戦術の多彩さによっては、へたするとディフェンス有利とすらいえるのではないでしょうか。 

「いかに意識的に取り組んでるかによって、勝敗がまったく変わってくる。」といった点で、この練習がとても優れているのではないかと思います。

個人的にはこの練習は、ぜひ半面ストレートではなく、半面クロスで行った方がいいと思っています。

 

まとめ

ディフェンスがうまくなるには、田児賢一さんが考案した「TAGOKEN」という練習法がとても役に立つ、というお話でした。

 

ぜひあなたも練習に取り入れてみてくださいね。

 

では、明日からみんなで「TAGOKENやろうよ」ってな感じで!

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以上です。笑





2本目のラケットを選ぶときの3つのポイント【YONEX限定】

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2本目のラケットがほしい人「2本目のラケットを買いたい。でも、どういうのを買ったらいいのか迷ってます。。」

この疑問に答えます。

バドミントンのラケットを買うとき、けっこう種類が多くてどれを買うべきか迷ってしまいますよね~。はじめてラケットを買うときは、わりとテキトーに選んだ人も中にはいるかもしれません。でも2本目となると話は別!

  • 自分に適したラケットってなんだろう?
  • もうちょっと◯◯なラケットが欲しいな。
  • 2本目はちゃんと選びたい。

みたいな感じで、けっこう迷ってしまうかと思います。そこで、本記事では2本目のラケットの選び方について、まとめたいと思います。
僕はバドミントン歴20年で、僕自身なんどもラケット選びに悩んできました。その経験もふまえてお話しするので、ある程度参考にしてもらえるかと思います。

本記事の内容

 

なぜ2本目のラケットはYONEXをすすめるのか

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はじめにお断りしますが、僕はYONEXの社員ではありません。また、YONEXが大好きということでもありません。
そんな僕ですが、ちゃんと客観的に考えて、「バドミントンのラケットはYONEX一択」だと考えています。
※YONEXのラケットは絶対に買わないと決めている人は、ここでご退場ください。おつかれさまでした。

1本目のラケットだろうが、2本目のラケットだろうが、YONEXのラケットを買うべきです。なぜなら、今後新しいラケットを検討するときに、比較しやすいからです。

たとえば、バドミントンラケットを5種類しか取り扱っていないメーカーがあったとします。モデル1~5のうち、あなたは「モデル2」のラケットを使ってたとします。次に買いたいラケットを検討するときに、いろんなサイトや、パンフレットを見ますよね?

すると、気づくんです。

 

「モデル1~5の違いはよくわかった。でも、他のメーカーのラケットと、自分が使ってるモデル2って、どう違うのかよくわからない。。」

これです。↑

バドミントンラケットのメーカーは、自社のラケットの比較について詳しく紹介しています。しかし、別々のメーカーのラケットの場合となると、比べるのが難しいんです!

これが、YONEXであれば、なんと41本(2019年9月時点)のラケットがあり、それらを簡単に比較することができるんです。

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※引用:YONEX公式サイト「ラケットセレクター」より

これだけラインナップがあれば、あなたの目的にあったラケットを簡単に探し出すことができます。ラケットの出費はバカになりませんし、なによりもこれから長い時間を共にすることを考えると、やはり失敗はしたくないですよね?なので、こういった比較が簡単にできることは、とても重要なんです。

なので、よほどのことがない限り、バドミントンラケットはYONEXから選ぶようにしましょう。

バドミントンラケットは、YONEX一択です。

ちなみに、「プロのバドミントンプレーヤーで、ミズノとかウィルソンを使ってる人いるけど?」という疑問が浮かんでしまう人に向けて、処方箋をお渡ししたいです。

プロ選手は、メーカー担当者と何度も何度もやりとりをして、自分にとって最適なラケットを作ってもらっています。ラケットの味付けを変えてもらうことができるのです。定期的にメーカー担当者がラケットを10本くらいもってきて、「どれが好きですか~」みたいなことをやっているんです。

なので、ラケット商品のラインナップが多いか少ないかは、プロ選手にとっては関係のないことで、いくらでもカスタマイズが可能です。一方で、アマチュアの我々は、そんなカスタマイズなんてできませんので、黙って選択肢の多いところから選びましょう、っていう話です。

 

2本目も同じラケットを買うかどうかについて

ラケット選びは失敗したくないですよね?わかります。でも、あなたがもし2本目も同じラケットを買おうとしているなら、僕は全力で止めたい。

なぜなら、2本目なんて、まだラケットを確定するには早すぎるからです。

ラケットを変えると、確かに打ちづらかったり、ミスが増えたりするかもしれません。でも、もしかしたら「え!こんなに違うの!?」という感動を味わえる可能性だってあります。

特に2本目のラケットということであれば、1本目とは違うラケットを試した方がいいと僕は思います。

このへんは必要悪というか、ある程度いろんなラケットを使っていかないと、本当に自分にぴったりのラケットというのは見つかりません!これは断言できます。なので、2本目は必ず違うラケットを買うことをおすすめします。

2本目のラケットは、1本目と違うラケットを買おう

 

2本目のラケットは"ずらす"のがポイント

2本目のラケットは、1本目と違うラケットをおすすめします。という話をしてきました。じゃあ、どのように違うラケットを選ぶべきかというと、「重さ、バランス、硬さ」を"ずらす"のがポイントです。具体的にはざっくり以下の2つです。

あなたの方向性 2本目で"ずらす"ポイント
ハードヒッター

・重いのにする

・ヘッドヘビーにする

・硬いのにする

コントロール

・軽いのにする

・ヘッドライトにする

・柔らかいのにする

この表のように、あなたの方向性に合わせて、次のラケットの特徴を変えていきましょう。

2本目のラケットは「重さ、バランス、硬さ」をずらそう

 

ハードヒッターを目指す場合

あなたがもしハードヒッターを目指したいのであれば、次に買うラケットは

  • 今よりも重いもの
  • 今よりもヘッドヘビーのもの
  • 今よりも硬いもの

のいずれかを変えてみましょう。たとえば、表にまとめるとこんな感じ。

  今のラケット 次のラケット① 次のラケット② 次のラケット③
重さ 4U 3U 4U 4U
バランス イーブン イーブン ヘッドヘビー イーブン
硬さ 普通 普通 普通 硬め

 

コントロールプレーヤーを目指す場合

あなたがもしコントロールプレーヤーを目指すなら、次に買うラケットは、

  • 今よりも軽いもの
  • 今よりもヘッドライトのもの
  • 今よりも柔らかいもの

のいずれかを変えてみましょう。たとえば、表にまとめるとこんな感じ。

  今のラケット 次のラケット① 次のラケット② 次のラケット③
重さ 3U 4U 3U 3U
バランス イーブン イーブン ヘッドライト イーブン
硬さ 普通 普通 普通 柔らかめ

 

”ずらす”ポイントはひとつに絞る

表に書いて例示したように、2本目のラケットの「重さ・バランス・硬さ」については、どれかひとつに絞って"ずらす"のがポイントです。2つ以上の要素をいっぺんにずらすのもありですが、あまりおすすめしません。あまりにも違いすぎるラケットを使うと、あなたのからだに馴染んでくれないリスクがあります。失敗してほしくないので、できれば変える要素はひとつがいいですよ!

 

ハードヒッターにおすすめのラケット3選

1位:ボルトリック Z-フォースⅡ

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引用:YONEX公式サイトより

重さ:4U(平均83g)がおすすめ
バランス:★★★★★(かなりヘッドヘビー)
硬さ:★★★★★(かなり硬い)

かなりヘッドヘビーのため、4Uでの利用がメインとなります。ラケット自体は軽いため、取り回しがしやすいものの、ヘッドヘビーのためとても打ちごたえがあります。ドライブやスマッシュの鋭さを追及するのであれば、この上ない打ち心地の一本です。シングルスもダブルスも両方いけます。※ちなみに僕は、これを使っています。

 

2位:アークセイバー11

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引用:YONEX公式サイトより

重さ:3U(平均 88g)がおすすめ
バランス:★★★☆☆(ややヘッドヘビー)
硬さ:★★★☆☆(やや硬め)

重さ自体は、わりと普通のラケットで、硬さを追求したようなモデル。以前使っていたラケットがいたって普通のもので、これからハードヒッターとしてやっていきたい人におすすめです。ラケットの振り心地はそのままで、打感が少し硬くなり、打ちごたえが向上します。ラケットの重さは少しもっさりしているので、シングルス向けの一本です。

 

3位:ナノフレア800

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引用:YONEX公式サイトより

重さ:3U(平均 88g)がおすすめ
バランス:★★☆☆☆(ややヘッドライト)
硬さ:★★★★★(かなり硬い)

ややヘッドライトで軽めのラケットになります。硬さはとても硬いので、きびきびとしたラケットコントロールをしながら、要所でハードヒットもするイメージの人向けです。ハードヒットしたいけど軽めのラケットが好きな方はこちらのラケットがおすすめです。シングルスもダブルスもいけます。

 

コントロール重視におすすめのラケット3選

1位:ナノフレア700

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引用:YONEX公式サイトより

重さ:4U(平均83g)がおすすめ
バランス:★☆☆☆☆(かなりヘッドライト)
硬さ:★★☆☆☆(普通)

ラケットの硬さは普通のまま、とにかく軽くしたラケット。ラケットが軽くてコントロールをしやすいため、ダブルスプレーヤーでレシーブやロブなどの下からのショットで勝ちたい人におすすめです。最新モデルのため、空力抵抗の最適化がされていてパワーロスが少ないのも◎goodです。

 

2位:アストロクス66

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引用:YONEX公式サイトより

重さ:4U(平均83g)がおすすめ
バランス:★★★☆☆(ややヘッドヘビー)
硬さ:★★☆☆☆(柔らかめ)

ややヘッドヘビーですが、ラケット自体の重さが軽めなので全体としては、やや軽めの印象のラケットです。柔らかめにできているので、キビキビ振るのではなく、ゆったりと大きめにコントロールしていきたい人におすすめです。力を抜いて、しっかりと狙っていくプレースタイルの人におすすめです


 

3位:ナノフレア800

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引用:YONEX公式サイトより

重さ:3U(平均 88g)がおすすめ
バランス:★★☆☆☆(ややヘッドライト)
硬さ:★★★★★(かなり硬い)

ハードヒット向けにも紹介しましたが、コントロール向けにもおすすめの一本です。重さは3Uで普通ですが、ややヘッドライト気味なので、ラケットコントロールがしやすくなっています。ラケットが硬いため、フェイントをいれてからのハードヒット(アタックロブや、ドライブなど)の際にコントロールが効きます。ある程度ハードヒット性能も維持しつつ、ラケットの取り回しを向上したい人におすすめです。

 

ちょっと独特なラケット3選

1位:【KIZUNA】 ブラックマンバ BK-1

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引用:KIZUNA公式サイトより

重さ:3U(平均 88g)
バランス:★★★★☆(ヘッドヘビー)
硬さ:★★★★☆(硬い)

以前、「KIZUNA」というメーカーのラケットをいろいろと試し打ちしたことがありますが、「KIZUNA」のラケットはかなりイイですよ!エネルギー効率が良いといいますか、自分が思っているよりも速くシャトルが飛んでいきます。「え、こんな軽くあててこんなに速く飛ぶの!?」という感動が味わえます。冒頭で説明した通り、YONEX以外に乗り換えるのは、それなりにリスクがあり、次回のラケット検討時に困る可能性があります。それでも、この「KIZUNA」のラケットの打感は人を魅了するものがあります。異次元の打感を味わいたい人におすすめです。

 

2位:ボルトリックFB

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引用:YONEX公式サイトより

重さ:F(平均 73g)がおすすめ
バランス:★★★☆☆(ヘッドヘビー)
硬さ:★★★☆☆(硬い)

ヘッドヘビーかつ硬いので、ラケットの打ちごたえは結構あるものの、重さを極限まで軽くして異次元のコントロール感を追求したモデルです。
ダブルスでのレシーブやドライブで、強みを発揮したい人におすすめです。ラケットが軽すぎて感動すること間違いなしです。

 

3位:【Senston】 N80

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重さ:5U (75-79g)
バランス:未知数
硬さ:未知数

3000円弱という驚異的な価格を実現している中国メーカーSenstonのN80です。YONEX製と比較してもそこまで遜色なく使えて、なおかつ軽くて振り抜きが気持ちいい、そんなラケットです。「コスパ最強なラケット」や、「ラケットは値段じゃねえ!」みたいな志向の方におすすめの一本です。Amazonのレビューはなかなか高評価みたいですよ!個人的にはネタとしてのラケットと思っていて、カラーはゴールドにしてギラギラさせちゃうのもアリ。

  

まとめ

2本目のラケットの選び方についていろいろ書いてきましたが、簡単にまとめると、

  • ラケットはYONEXから選びましょう(比較しやすいから)
  • 2本目は違うラケットを試そう
  • 2本目は「重さ、バランス、硬さ」のどれかをずらそう

ということです。

僕はいま「ボルトリックZフォースⅡ」を使っていて、"とにかくドライブやスマッシュは速く打ちたいマン"をしています。

でも、そろそろヒジが痛くなってきたのと、30代→40代突入に向けたプレースタイル変更も見据えて、他のラケットも検討中です。本記事で紹介したラケットたちですが、実はすべて次に僕が買いそうなラケットを並べています。全部試したいところですが、そんな散財もできませんので慎重に検討しようと思います!

気持ち的には、たぶん新作の「ナノフレア800」がかなり有力。単純に、空力抵抗の改善がアツいです。

少し話がそれてしまいましたが、本記事の説明は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございました。

汗でグリップが滑る人必見!汗の対策方法3選

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汗でグリップが滑る人「バドミントンのグリップが汗で滑ります。ここぞというときにグリップが滑ってしまって困るので、なんとかしたいです。。」

この疑問に答えます。

グリップは、バドミントンのラケットが人のからだに触れている、ただひとつの場所です。そこが汗でビショビショだと、ラケットコントロールがままならず、もったいないです。

汗が多くてお悩みの方は、本記事で紹介するやり方をぜひマネしてみて下さい。

実際に、私も汗っかきで、過去に悩んだことがあります。だいたい1日の大会で4~6リットルの水分補給をしますが、逆に言えばそれだけ汗をかいてます。本記事の内容は、バドミントン歴20年のなかで、僕がたどりついた答えなので、ある程度参考にしてもらえるかと思います。

本記事の内容

 

リストバンドで汗を吸収する

もしあなたがリストバンドを持っていないなら、それはすごくもったいないです!リストバンドを使うだけで、汗でグリップが滑る問題の50%は解決できるかと。

バドミントンのグリップがなぜ滑るのかというと、もちろん手から出る汗もそうですが、なにより腕から流れていく汗が問題です。

リストバンドをすれば、腕から流れていく汗を、手首のところでブロックできるので、効果が高いです。

リストバンドは汗をどれだけ吸収することができるか、が重要なので、長いものがおすすめです。長いリストバンドは、若干ダサいけど勝つためには仕方がないです。

 

汗を良く吸うタオルグリップを使う

グリップがなぜ滑るかというと、グリップが吸収できる汗の量を越えてしまうからです。逆に言えば、グリップがたくさん汗を吸えるならOK。

そういう理由から、タオルグリップの使用がおすすめです。

 

さらにタオルグリップととても相性がいいのが、グリップパウダー。↓

タオルグリップ + グリップパウダー、というコンビネーションで、グリップの滑りはかなりおさえることができます。

 

アンダーラップを巻く(汗を吸収します)

グリップが汗をたくさん吸えるようにするために、アンダーラップを使用するのもありです。太くなってしまうのがイヤであれば、下地のグリップを取ってしまっても良いでしょう。勇気がいるけどね、そこは思いきって!

アンダーラップは、別にタオルグリップ専用ではなく、普通のゴム製のグリップの下地につかってもOKです。

 

それでも汗でグリップが滑るなら

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これまで紹介してきた方法で、たいていは解決できるのですが、「それでもグリップが汗で滑るんだー!」という方のためにアドバイス。

 

ラケットを複数用意する

「どうしても汗でラケットが滑るのをなんとかしたい!」ということであれば、あとは同じラケットを複数用意するしかないです。
2本、いや3本同じラケットを用意しましょう!たとえば、僕の場合だと、3本同じラケットを持っています。んで、ゲームごとにラケットを替えています。

 

タオルを多めに用意し、こまめに着替える

あとはタオルを多めに用意して、なるべく乾いたタオルで手や腕を拭くようにしましょう。また、こまめに着替えることで、腕から流れる汗を抑えることもできますよ。

 

まとめ

グリップが汗で滑るのは、非常にまずいです。試合の大事な場面で、「ラケットが滑ってしまってポイントを取られてしまった」なんてことになれば、目も当てられません。

最低でもリストバンドは使ってみてください。あとは、汗のレベルに応じて、本記事で紹介した方法をいろいろ試してみてください。

僕の場合は、どうしてもタオルグリップがしっくりこないため、タオルグリップは断念してます。タオルグリップ派がうらやましいです。

僕の場合の対策法は、以下4点です。↓

  • リストバンド
  • アンダーラップ(グリップの下地として)
  • ラケット3本
  • タオル3枚

これだけ対策していると、さすがに夏場でもグリップが滑ることはありません。

ぜひ参考にしてみてください。

バドミントンが上手くなる方法とは?今すぐやるべき10個の思考法

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バドミントン上手くなりたい人「バドミントンが上手くなるにはどうしたらいいでしょうか?」

気持ちはわかります。本記事を読めば大丈夫です。

僕はバドミントンを20年以上やっています。1000人以上のバドミントンプレーヤーの関わってきたなかで、教えたことも教わったこともたくさんあります。その経験から、上手くなるためには技術的な知識よりも、「どう取り組むか=思考法」が重要だと確信しています。
本記事では、上手くなるために身につけるべき「思考法」を10個紹介します。

本記事を読むことで、
・明日からの練習の効果が倍増します。
・なにを優先的に取り組むべきか分かり、効率的に強くなれます。
・チェック項目として読むことで、あなたに足りないことが見えてきます。

✓本記事の内容

 

1万時間の練習よりも「上手くなる方法」を知ろう

「1万時間の法則」というのを聞いたことありますか?何事もプロレベルになるには1万時間必要という通説のことです。
1万時間をかけようとすると、

  • 仕事なら⇒8時間 × 200営業日 × 6年
  • 部活なら⇒3時間 × 300日 × 11年
  • アフターファイブで勉強なら⇒2時間 × 200日 × 25年

といった年月が必要になります。

これだけの年数の時間をかければ、確かに相当上達すると思いますよね。

「そりゃ1万時間もあったら、上達するよね。でもそんな時間はかけれないよ。。。」

そう思いませんか?僕も全く同感です。

世の中には、「上達したいなら、1万時間やってから言いな」と言ってくる人がいます。私は反対です。
私が社会人1年目の頃、よく職場の上司に言われたことですが、「もっと時間をかければできる、というのは思考停止そのもの」です。いかに限られた時間で達成するか、そこに面白さがあるのです。

1万時間なんてかけなくていいです。半分の5千時間で2倍の効果のある練習をして、残りの5千時間は、他のことに有意義に使うべきだと思います。
もしくは、そもそもそんな膨大な時間を捻出することができない人もいるでしょう。そういう人はあきらめなければならないのでしょうか。僕は違うと思います。
少ない時間であっても、効果的な練習を行えば、バドミントンは十分上達していくと思っています。

1万時間も練習しない。練習効率を上げよう。

 

まずは環境を整える

バドミントンの練習のノウハウ以前に、まずは環境を見直すことから始めましょう。ポイントは3つです。

  • クラブチームを探す
  • 師匠を見つける
  • バドミントンノートを作る

クラブチームを探す

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バドミントンが上手くなるためには、あなたが通うクラブチームはすごく重要です。今通っているクラブがあるなら、「メンバーの過半数があなたより強いかどうか」がひとつの判断ポイントになります。
もし過半数に満たないのであれば、クラブチームを移動することも検討した方がいいです。強くなりたいのであれば。

クラブチームでの練習は、ゲーム練習がほとんどです。つまり、ゲームのレベルがそのまま練習の質に直結します。なので、レベルの低いラリーにしかならない場所で練習していると、いざ大会で強い人に当たった時に勝てません。

とはいえ、いま通っているクラブチームが大切なら、例えば行く頻度を落としてみるとかもありです。

そうして、少しずつでいいので、強いクラブチームに積極的に参加するようにしましょう。

POINT 1
自分よりも強い人が多いクラブチームに行こう。

 

師匠を見つける

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師匠の存在は、いつだって重要です。バドミントンについて、いろんなことを教えてくれる人に出会えたら最高です。しかも無料。
バドミントンを教えてくれる人がいたらいいなー、と思いますよね?大丈夫です。師匠になってくれる人は、あなたの近くにいます。

身の回りで自分よりも強い人に、かたっぱしから質問しましょう。

  • ××が打てるようになりたいんですが、どうしたらいいでしょうか?
  • さっきの○○のときに、○○を打つのは良くなかったでしょうか?
  • △△が全然できないんですが、どんな感じでラケットを振ったらいいでしょうか?

みたいな感じです。
なるべく具体的に聞いた方がいいです。「アドバイスください」と言っていいのは高校生までです。相手も教えるプロではないので、具体的な質問じゃないと回答に困ってしまうからです。

そして、アドバイスをたくさんもらっているうちに、師弟関係みたいなものが生まれて、こっちから聞いてもいないのに、アドバイスをくれるようになります。
それこそが生きたアドバイスとなります。客観的に見て、優先度の高そうなこと、際立ってダメなところを直していくことができます。

POINT 2
師匠を見つけよう。師匠にしてしまおう。

 

バドミントンノートを作る

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バドミントンノートはつけてください。理由は単純で、人間は忘れる生き物だからです。
気づいたこと、受けたアドバイス、次回に改善したいポイント、いろんなことを書いてください。そして読み返す。
おすすめなのは、「大会や練習の後にノートを書いて⇒練習する前に読み返す」を繰り返すことです。
ノートとか用意するのだるいな~って思うかもしれませんが、そういう人はアプリを使えばOKです。
おすすめは、「Evernote」か「GoogleKeep」です。
まずは1年続けてみて、1年たったら読み返してみてください。自分でも驚くほどいいこと書いてありますから。

POINT 3
バドミントンノートは書こう。

 

練習の効果を上げる

ここからは、より具体的に練習の効果を高めるコツをお話ししていきます。
同じ時間練習するなら、その効果は2倍にも3倍にもしたいですよね。練習の効率をアップする方法は4つです。

  • 正しいフォームを身に付けよう
  • 筋トレはかなり効率がいい
  • 無駄な練習はなくて自分次第
  • 練習で意識することは3つまで


正しいフォームを身に付けよう

突然ですが僕はバドミントンが大好きです。なぜなら、ラケットを器用に扱えれば、フィジカルを補うことができるからです。小さいころからフィジカルが弱く、バスケットとか、サッカーとかは苦手です。
バドミントンはラケットという武器を使うわけですが、使い方次第ではものすごく速いショットや、正確なショットを打つことができます。
その根幹にあるテクニックはなにかというと、「フォーム」です。正しいフォームで打つことができれば、いいショットを安定して打てるわけです。
逆に、いつまでもダメダメなフォームでバドミントンを続けていては、いつまでたっても上達しません。
いいフォーム、身につけたいですよね?
きれいなフォームを習得するには、さっきお伝えしたみたいに、師匠にアドバイスをもらってもいいですし、Youtubeなどの動画から勉強することもできます。そして、フォームに関してはノウハウだけでなく、反復練習をして、体にしみこませることが大事です。
たとえば、試合でヘアピンを打つたびに、

「よし、ヘアピンを打つぞ~。まずは足を前に出して、足を着地させたら頭はお辞儀しないように胸を張って、背中全体でシャトルを運ぶようなイメージで・・・あ、ちなみに体幹を鍛えるとヘアピンが安定するんだよね、っていま試合中やん!」

とかいうことを考えている余裕なんてないんです。
ヘアピンを打つときは、頭が「ヘアピン!」と言ったら体が勝手に動かないと意味がありません。

POINT 4
正しいフォームを身につけよう

 

筋トレはかなり効率がいい

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僕は筋トレが嫌いです。大嫌いです。つらいし。でもやります。なぜならコスパ最強だから。
筋トレなんて、やりたくないですよね?でも大丈夫です。少しだけ生活に取り入れるだけでOK。
理想は毎日1時間くらいいろんなメニューをやるといいですが、毎日10分とかでも十分効果はあります。実際、僕は1日10分です。それでもものすごく効果がありますのでぜひ。
なぜ筋トレをすると練習効率が上がるのかというと、「1球でも多くラリーができるようになるから」です。
例えば、筋力が足りなくてクリアーが飛ばない場合、スマッシュをずごーんって打たれてラリーが終わっちゃうじゃないですか。もったいないですよね。もっとラリーができたら、1球でも多く練習ができるのに。
他にも例えば、足腰が弱くて相手のドロップが取れなかったら?それももったいないですよね。
筋トレをしておくと、もっといいラリーをできる可能性が広がります。ほかの人よりも1球でも多くラリーをできれば、その差はどんどん広がっていくでしょう。
僕がやっている筋トレは以下の3つだけです。

  • 腕立て伏せ
  • 腹筋
  • 懸垂

これらを1日1種目やってます。目的は、ドライブ、スマッシュ、ハイバックを力まずに安定して打てるようにすることです。実際に練習するときは、楽に打てるので、他の練習に集中することができます。

POIN 5
少しでもいいから、筋トレはやろう。

 

無駄な練習はなくて自分次第

自分強いと思っている人「いやぁ、レベルが低くて、練習にならないよ~。打ったショットが返ってこなくて、ラリーが終わっちゃうんだよなぁ。打ってくるショットも弱いし。」

→それ、時間の無駄なので帰りましょう。

自分よりも弱い人と練習するとき、そういう気持ちになるのはわかります。でも、そんな思考停止していたら、時間の無駄です。早く帰ってYoutube見たほうがマシです。
こういうときは「どうやったらその練習を有意義にできるか」を考えましょう。
例えば、

  • 打ったショットが返ってこない →相手が返せるところに打ったらいいじゃん。正確に狙えるもんなら打ってみ。
  • 打ってくるショットが弱い →難しいショットを練習するチャンスです。フェイントとかコースを狙う練習をしましょう。

といったところです。時間を無駄にせず、どんな状況でも自分のためになる練習に変えてください。
例えば僕なら、

  • スマッシュを打たず、クリアーやロブはすべて相手のコート奥の左右に正確に返球してみる。
  • スマッシュは必ず相手のバックハンドで構えているところに打つ(狙う)
  • いろんな場所から相手の前2点に落とす練習をする

といったことをします。あまりやりすぎると、それはそれで嫌がられるから、ほどよく。

POINT 6
その練習に意味があるかは、あなたの意識次第

 

練習で意識することは3つまで

やる気ある人「よぉし!ノートもいっぱい書いた!アドバイスもいっぱいもらった!あんなことや、こんなことや、いろんなことを知っているぞ!今日の練習では全部意識してイメージして、うまくなってやるんだ、ぞーーー!」

→それ、本当に全部できますか?

人間の頭が同時に考えられることは、3つまで。ということは有名な話です。バドミントンでも同じで、たくさんのことを考えながら練習することは、残念ながら「なにも考えないで練習すること」と同じです。
いっぱい勉強したら、すべて実践で試してみたいですよね?気持ちはわかりますが、ちゃんとポイントは絞った方がいいです。
練習とは、「体にしみこませる作業のこと」です。意識しなきゃできないことを、どんどん意識せずにできるようになること、と言ってもいいです。
すでに体にしみこんだこと以外は、すべて意識で補うわけですが、同時にできたとしても3つまでかと思います。僕なんかは、1,2個に絞っちゃいます。そうじゃないと、練習の焦点がぼやけてしまい、振り返ってみると「あれ、なにを意識しながら練習してるんだっけ?」となってしまうからです。
意識で補えるのは3つまで、というのは試合中も同じです。試合では、体にしみこんだことだけでなく、打つコースのバランスを調整したり、いつもよりもショットの打ち方を変えたりします。それらは意識で補うことになりますが、あれもこれもやろうとすると、なにもできません。なので、試合でアドバイスをするときも、されるときも、「試合中に意識することは3つまで」ということを心に銘じてください。4つ以上あるなら、1個捨ててください。ここは厳密にやった方がいいですよ。

POINT 7
練習(試合)で意識することは3つに絞ろう


ノウハウをインプットする

バドミントンのいろんなノウハウや知識を得る方法についてお話します。
あなたは練習するときに、はっきりと「今日は◯◯を練習する!」という目標を持って挑んでいますか?
もし、なんとなく練習していたら、時間がもったいないですよ。いろんなところから情報をインプットして、あなたの実力と化学反応をさせていくことが大切です。情報のインプット方法は3つです。

  • アドバイスはリアルタイムにもらう
  • プロのフットワークを動画で見る
  • 本、ブログ、動画教材を使う

 

アドバイスはリアルタイムにもらう

師匠を見つけましょう、という話は先ほど説明した通りです。ただ、次なる壁があります。↓

困っている人「師匠からアドバイスをもらうんだけど、たまに何を言っているのかわからないんです…」

カツオ「アドバイスはラリーの直後にもらいましょう」

師匠からアドバイスをもらうタイミングを気を付けるだけで、かなり効果が高まります。
僕もアドバイスをするorされる経験をたくさんしてきましたが、もうほんっとに何度も何度も経験してきたのが、「師匠の言っていることがわからない(伝わらない)」ということです。
バドミントンは動きのあるスポーツです。試合のあと、練習のあとから、「あのときがあーでこーで」と言われても、イメージがわきません。
なので、アドバイスをする人もされる人も両方が意識してほしいことがあるんですが、それは「そのときに言おう」「そのときにアドバイスをもらおう」ということです。つまり、ラリーが終わった直後ということです。

  • いま○○だったよね。○○に打った方がいいでしょ。
  • いまなんで××を打ったの?相手が下がり気味だから××の方がいいよ。
  • 狙いすぎだよ。いまの場面はいい所を狙ってミスするくらいなら、とりあえず落とすだけでも良かったよ。

みたいな感じです。
アドバイスする側は「そのときに言う」ことが大事ですし、アドバイスをもらう側も、師匠が「そのときに」アドバイスをくれるようにお願いするべきです。例えばコート外でアドバイスをもらったら、

できる人「わかりました。できれば次回同じことが起きたタイミングで、もう一度教えてもらえないでしょうか?」

という感じでお願いするといいですよ。

POINT 8
アドバイスは、まさに"その時"にもらおう

 

プロのフットワークを動画で見る

動画を見ると本当に参考になりますよ。めんどくさいという気持ちがあるかもしれませんが、これからの時代、動画から学ぶことは避けて通れないでしょう。最も動画から学んでほしいことは、フットワークです。なぜなら、フットワークはそこまで多くのパターンがあるわけではなく、一度学んでしまえば一生ものの財産になる可能性が高いからです。
逆に、フットワークがなっていないと、ラリーが長続きしないため、長い目で見ると練習の効率が悪いです。
おすすめはYoutube。プロの足運びをインプットしましょう。スローモーションで再生(もしくは何度も一時停止)して、「ここで右足をこのあたりに着地」「ここで左足をこのあたりに着地」・・・と細かく見ていくのがコツです。きっと、同じ動きをしようとしてもすぐにはできません。でも、イメージを頭にたたきこんで何度も反復練習していけば、必ず身につけることができますよ。
いろんな場面ごとに、フットワークは若干異なるパターンが存在します。できれば各パターンごとに、足運びをピックアップして、真似してみてください。
ちなみに、プロの動画を見るときは身長が同じくらいの人のを参考にするといいですよ。身長によって、足運びが若干変わるためです。2歩でいくのか3歩でいくのか、といったことです。

POINT 9
プロの足運びを動画で学ぼう

 

本、ブログ、DVD教材を使う

本、ブログ、DVD教材というアプローチもおすすめです。なぜなら、エリート選手(だった人)から言語化された情報を入手できるからです。動画からも学ぶことは可能ですが、動画を見る場合は「盗む」必要があります。つまり、気がつけないと盗めないわけです。その点、本、ブログ、DVD教材といったコンテンツの場合は、最初から「解説する」というスタンスで作られているため、分かりやすく習得していくことができます。このブログでは、本記事以外にもいろんなノウハウをご紹介していますので、ぜひほかの記事も見ていってください。また、おすすめの本やDVD教材についても別の記事でご紹介してきますので、読んでみてください。
いろんな形で情報収集していくのは時間がかかるため、手間に感じるかもしれません。ですが、情報をたくさん仕入れることで、あなたのバドミントンの「のびしろ」がぐーんと上がりますので、ここはサボらず頑張っていきましょう。

POINT 10
本、ブログ、DVD教材からも情報収集しよう

 

まとめ

「1万時間の法則」のとおり、1万時間練習しないと一人前になれないか?
僕は違うと思います。練習の"量"よりも"質"を高めるアプローチをしてもらいたいです。
そして、練習の"質"を高めるための10個の思考法を紹介しました。中にはすでに実践しているものもあったかもしれませんが、中には知らなかったというものもあるかと思います。
明日からでもすぐに実践できる内容ですので、ぜひあなたのバドミントンライフに取り入れてみてください。

少し長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

男子初心者必見!スマッシュの練習の効果をバツグンにUPするポイントとは?

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この記事では、スマッシュの練習の効果を最大限に引き出す方法をお伝えします。

  • スマッシュの威力を上げたい
  • スマッシュがなかなか決まらない
  • スマッシュをもっと安定して打てるようになりたい

こういった悩みに答えます。

バドミントンで最も華やかなショットと言えば、やはりスマッシュですよね。スマッシュが決まると、気持ちいいですし、カッコいいし、何より試合に勝つ確率がぐんと上がります。

「スマッシュがなかなか決まらない。。もっとも正確に、速いスマッシュが打ちたいのになぁ。。」

スマッシュがバシバシ決まるといいのに、なかなか上達しないと、つらいですよね。

  • スマッシュをこのまま練習してて果たして上手くなるのか?
  • いまの練習はあっているのか?
  • 知らないコツがあるんじゃないか?

といった悩みを、本記事で解決したいと思っています。

私はバドミントンを20年やっています。20代のころにインドネシアに海外遠征をしたときに、現地の学生から必死にスマッシュのコツを聞かれました。
本記事では、そういった経験もふまえてお伝えしていきます。

 

スマッシュの正しい知識を理解してから練習する

スマッシュを練習する上で、もっとも大事なポイントは、「正しい知識や、からだの使い方を知っているか」ということです。

正しいノウハウをちゃんと勉強すると、すぐに効果が出るだけでなく、その後の練習効果がバツグンに違います。

スマッシュの正しい知識を学ぶには、先人たちから学ぶのが近道ですが、そこには3つのデメリットがあると思っています。

1.教え方に問題がある

「ぐっと力を込めて、さっと素早く振るのを意識するんだ!」

→擬音やイメージばかりで、なに言ってんのかわかんないっす。

 

2.情報が古い

「俺が学生の頃はハイバック禁止だったよ~」

→ラケットの性能上がってますので、時代遅れです。

 

3.時間がかかる

「そうだな~。アドバイスするとしたら~、うーん。」

→わからないなら、そう言ってください。

 

先人から学べることはゼロではありません。でも、効率が悪いんですよね。。
今すぐにスマッシュを強化したい場合は、元オリンピック代表の大束さんのDVD教材がおすすめです。
大束忠司の「オーバーヘッド上達テクニック」

 

大束忠司の「オーバーヘッド上達テクニック」について

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大束さんのDVDがおすすめな理由は、

  • 重要ポイントが体系的にまとまっている
  • すぐに実践できる→今すぐに強くなれる
  • 正しい知識が身につく→練習の効率UP

です。

 

重要ポイントが体系的にまとまっている

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大束さんは、全日本総合の男子ダブルスで何度も優勝された方で、北京オリンピックではベスト8という結果を出しました。

いまは、最強の大学生集団である「日本体育大学」で監督をしています。
(余談ですが、日体大の合宿に参加したことありますが、彼らはヤバイですよ。バックハンドのドライブがまるでスマッシュみたいでした。)

そんな輝かしい経歴の大束さんからバドミントンを学ぶことができるメリットは、

  • 他の人から学ぶよりも圧倒的に効率がいい
  • 近年のバドミントンにおける正しい知識が学べる
  • 情報の信頼性は抜群にいい

ということです。

 

すぐに実践できる→今すぐに強くなれる

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大束さんのDVD教材では、からだの動かし方を根本的に学ぶことができます。

先人たちの、「意識して」とか「イメージが大事」とか言うイメージ先行型の教え方とは、完全に異なるアプローチです。

細かい体のパーツの動かし方を習得していけば、すぐにでも効果が出るでしょう。

私自身、いままで教えてきたor教わってきた中で、短期間ですぐに効果が出るのは、体のパーツの動かしかたを矯正することです。

レシーブの構え方とか、テイクバックの時の肘の位置とか、ロブを打つときのフォームとか、そういったことです。

大束さんのDVDでは、そういった体のパーツごとにノウハウを学べるので、すぐに効果が得られます。

つまり、DVDを見るだけで、すぐにスマッシュが「もっと速く」「もっと正確に」打てるようになるということです。

 

正しい知識が身につく→練習の効率UP

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大束さんのDVDを実際に購入してみた感想を言うと、前半部については「バドミントンを初めて5年以内」の人向けかなぁ、と思います。

ですが、後半は私自身も「それは知らなかった」という実践的な内容もあって、すごく参考になりました。
※ネタバレするとマズいですが、相手のレシーブのタイミングをずらすコツとかは知らなかった。。

こういった、実践に役に立つノウハウも実はたくさん収録されているので、練習の時にいろいろと試してみるといいと思います。

なにも知らないと、ただ羽を打つだけなのと、ちゃんとした戦術をイメージして練習に挑むのとでは、ぜんぜん効果が違います。

 

まとめ

スマッシュの練習を行うには、まずはノウハウを学ぶことが何よりも大事です。ノウハウさえ理解してしまえば、すぐに効果がでて、かつ今後の伸びしろがかなり変わってきます。

最近では時代が変わってきていて、がんばって探せば「YouTube」で参考になる動画は転がっています。ですが、内容の質がそこまで高くなかったり、どうしても探す時間がかかってしまいます。

これから時間をかけてバドミントンの練習を積んでいくのであれば、なるべく早い段階でこういったノウハウを素早く習得して、練習の効果を今すぐに高めるべきだと思います。

いざとなれば、90日の返品・返金保証もついていますので、試しに買ってみるのがおすすめです。

大束忠司の「オーバーヘッド上達テクニック」

 

※費用は少しお高めですが、今後バドミントンの練習に費やしていく長い時間のことを考えると、すぐに回収できる金額かなと思います。他にもこういった商品はたくさんあって、私は買いまくっています。

バドミントンのクラブチームの探し方とは?いいクラブがネットで見つからない理由とは?

バドミントンやりたい人「バドミントンしたいんだけど、どこか良い所ないかな〜。ネットで検索したけどあまり見つからないし、どうしよう…」

という悩みに答えますね。

バドミントンしたいのに、できる場所が見つからないことはとても残念ですよね。

たとえば、

  • 大学を卒業して、部活やサークルに行かなくなった
  • 引っ越しにより、前のクラブチームから離れてしまった
  • しばらくやってなかった

などの理由で、バドミントンをやれるところを知らない。みたいな人に対してお話します。

私はバドミントンをかれこれ20年以上やっております。

これだけ長い間やっていると、どうしても、

  • 今まで通っていたチームに行けなくなる
  • 違うクラブチームに移りたい

といった状況を4,5回ほど経験してきました。

その経験もふまえて、書いていきますね。


✓本記事の内容


クラブチームはインターネットでは見つからない

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ちょいとネガティブですが、大事なことなので書いていきます。

クラブチームはインターネットでは見つけられないと思います。もしくは、見つけたとしても、そこでのバドミントンライフは長続きしないでしょう。

私はいま東京に住んでいて、何度かネットでクラブチームを探したことがありますけど、毎回思うのは「全然ネットじゃ見つからないな~」ということです。

それはなぜだと思いますか?

例えば私が通っているクラブチームが、なぜネット上に公開されていないかを考えると、答えが見えてきます。

 

いいクラブチームほどネット上には出てこない

クラブチームの運営者は、シャトルを準備したり、体育館を確保したりといったハードな面だけでなく、「みんなが楽しくバドミントンをできるか」といったソフトな面に、とても気を配っています。

そういったマインドを持った方でなければ、クラブチームは運営しないでしょう。
楽しみたいんです。みんなで。

コミュニティを大切にしている運営者が、一番嫌うのは、「変な人が来て、いろんな意味で風紀を乱さないか」ということです。

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ビジターでクラブに初めて来た人「ちょりぃぃっす!!バドまぢ好きっす!よろしくチーッス!」

たとえば、

  • クラブが想定しているレベルに対して、レベルが低すぎる人
  • たとえバドミントンが上手くても性格の悪い人

といった人は、できるだけ来てほしくないものです。

クラブを運営する人からしたら、どこから来たのかわからない新参者は「ハイリスク」なんです。

なので、いいクラブチーム(実力もそこそこあり、人としてちゃんとしている人が、たくさん集まっている)ほど、ネット上には公開されません。

逆に公開されているクラブチームといえば、例えば

  • 地元の協会から掲載を求められてやむなく掲載
  • 本当に人が集まらなくて、「クラブ維持」という経済的な理由から募集をかけている
  • そもそも募集をかける以外の目的でサイトを公開している

などといったところです。

そういうところに、無茶にアタックをかけても、お互い不幸ですし、いい結果は得られません。

 

クラブチームを人に紹介してもらう

クラブチームを探すのに一番いい方法は、人づてに紹介してもらうことです。

あなたがすでにバドミントンをやっているなら、バドミントンの知り合いはたくさんいるはずです。

知り合いのなかには、気さくで顔が広い方もいるはずで、そういう人に「どこかいいところない?」と聞いてみましょう。

 

バドミントンしたい人「どこかバドミントンできるところ探してるんだけど、いいところない?」

知り合い「俺が行ってるところでよければ、日曜の19時から○○体育館で毎週やってるよ」

ってな感じ。

必ずしも、「知り合い=クラブチーム運営者」である必要はありません。
知り合いが参加しているクラブに一緒に行くだけでいいのです。

インターネットでクラブチームを探すのとは違い、人づての紹介でクラブチームに行くと、

  • (運営者)どんな人が来るのかあらかじめ把握できるので安心
  • (あなた)事前にある程度クラブのレベル感や雰囲気を想定できる

というふうに、お互いにメリットがあります。

クラブチームを探すなら、必ず人づてに紹介してもらう。

これが基本だと覚えておいてください。

もしあなたが、バドミントン初心者だとしたら、なおさら人づてに探した方がいいです。

バドミントンクラブチームでやることは、たいてい「ゲーム練習」です。
そこにいきなり初心者が行っても、残念ながらお互いに楽しくありません。

まずはバドミントンをやっている人を見つけて、初心者でも参加できる雰囲気のクラブチームを紹介してもいましょう。
クラブチームの中には、初心者用のコートを設けて、そこで優しい人が指導してくれるところもあります。

 

知り合いがいない人「遠方から引っ越してきて、どうしても知り合いがいないんですが、どうしたらいいですか!?」

カツオ「大丈夫です!知り合いは、大会に参加することで作れるケースがあります。」

大会に参加してそこからクラブチームを見つける

大会に参加して、クラブチームを見つけるパターンもお話しします。

例えば、地方から東京に引っ越してきて、本当に知り合いが全然いない場合、これまでに紹介したやり方が通用しません。

実際に私の知り合いで、当時東京に引っ越してきた人がいて、今では同じクラブチームでバドミントンをしています。
その人の成功例を紹介しますね。

 

その人が東京に引っ越してきて真っ先にやったことは、「クラブチーム探し」ではなく、「オープン大会へのエントリー」でした。

 

彼は、東京で開催されるバドミントンの大会にどんどんエントリーしていき、試合に出ることで、対戦相手との交流を試みました。

普通だと対戦が終わると、多少あいさつはしたとしても、すぐにお互いコートを去りますよね。

でも、たまにいい試合をしたあとに、対戦相手と多少の世間話になることがあります。

試合後に打ち解けた瞬間を逃さない。

たいてい初対面の人とバドミントンの話をすると、ほぼ100%話題に上がるのが「いまどこでバドミントンしてるの?」という話です。

 

対戦相手「ちなみに、普段はどこでバドミントンしてるんですか~?」

クラブチームを探している人「実は引っ越してきたばかりで、バドミントンできるところを探してるんですよ~。」

バドミントンをやっている人なら、こんな風に言われたら…「じゃあ、今度うち来れば!?」というワードを言わずにはいられないものです。

東京に引っ越してきた彼は、このパターンで私と出会い、私の通うクラブチームに通い始めました。

面接といったらおこがましいですが、クラブチーム運営者からすれば、スキャン済みの参加者です。

彼はすんなりチームに溶け込んで、いまではすっかり主要メンバーの一員となりました。

 

クラブチーム運営者から誘ってもらう

 

強くなりたい人「今通っているクラブチームはあるんだけど、もっとレベルの高いところに行きたい!どうやって探せばいいですか?」

 

カツオ「強いクラブチームの運営者に誘ってもらえるよう、努力するしかないです。」

今通っているクラブチームよりも、もっとレベルの高いクラブチームに、行けるものなら行きたいですよね。

実は、強い人たちは、強い人たちだけで、少数精鋭のクラブチームに行っていることがあります。

強い人たちだけで、小さめの体育館に集まって、6人~10人とかの少人数で練習していたりするのです。

そういった少数精鋭のクラブチームの運営者は、日頃から「ヘッドハンティング」のように、目を光らせています。

なので、普段通っているクラブチームでの練習や、大会などで、

  • 成果をあげる。アピールする。
  • 高いモチベーションで取り組む

といったことを心がけてください。

また、少々ズル賢いやり方ですが、そういうクラブチームの運営者に、いろんな意味で気に入られるようにすべきです。
※飲み会とかで仲良くなるとか

あなたの実力(もしくはやる気)を認めてくれれば、クラブチームの運営者のほうから、あなたに声をかけてくれますよ。ファイト!


まとめ

私の経験上、いいクラブチームほどインターネットに出ていません。
なぜなら、クラブチーム側にメリットがないから。良いところは、ネットで募集かけなくても間に合っています。

あなたがすべきことは、クラブチームを紹介してくれそうな知り合いを探すことです。

知人がまったくいないなら、見つける方向で。大会に出て、出会いを探すのもありだし、職場とかでバドミントンやっている人を探すのもいいかも。家族の友人とかにもバドミントンやっている人がいるかもしれませんよ。

とにかく人づてに探しましょう。
という話でした。