バドミントンのクラブチームの探し方とは?いいクラブがネットで見つからない理由とは?
バドミントンやりたい人「バドミントンしたいんだけど、どこか良い所ないかな〜。ネットで検索したけどあまり見つからないし、どうしよう…」
という悩みに答えますね。
バドミントンしたいのに、できる場所が見つからないことはとても残念ですよね。
たとえば、
- 大学を卒業して、部活やサークルに行かなくなった
- 引っ越しにより、前のクラブチームから離れてしまった
- しばらくやってなかった
などの理由で、バドミントンをやれるところを知らない。みたいな人に対してお話します。
私はバドミントンをかれこれ20年以上やっております。
これだけ長い間やっていると、どうしても、
- 今まで通っていたチームに行けなくなる
- 違うクラブチームに移りたい
といった状況を4,5回ほど経験してきました。
その経験もふまえて、書いていきますね。
✓本記事の内容
クラブチームはインターネットでは見つからない
ちょいとネガティブですが、大事なことなので書いていきます。
クラブチームはインターネットでは見つけられないと思います。もしくは、見つけたとしても、そこでのバドミントンライフは長続きしないでしょう。
私はいま東京に住んでいて、何度かネットでクラブチームを探したことがありますけど、毎回思うのは「全然ネットじゃ見つからないな~」ということです。
それはなぜだと思いますか?
例えば私が通っているクラブチームが、なぜネット上に公開されていないかを考えると、答えが見えてきます。
いいクラブチームほどネット上には出てこない
クラブチームの運営者は、シャトルを準備したり、体育館を確保したりといったハードな面だけでなく、「みんなが楽しくバドミントンをできるか」といったソフトな面に、とても気を配っています。
そういったマインドを持った方でなければ、クラブチームは運営しないでしょう。
楽しみたいんです。みんなで。
コミュニティを大切にしている運営者が、一番嫌うのは、「変な人が来て、いろんな意味で風紀を乱さないか」ということです。
ビジターでクラブに初めて来た人「ちょりぃぃっす!!バドまぢ好きっす!よろしくチーッス!」
たとえば、
- クラブが想定しているレベルに対して、レベルが低すぎる人
- たとえバドミントンが上手くても性格の悪い人
といった人は、できるだけ来てほしくないものです。
クラブを運営する人からしたら、どこから来たのかわからない新参者は「ハイリスク」なんです。
なので、いいクラブチーム(実力もそこそこあり、人としてちゃんとしている人が、たくさん集まっている)ほど、ネット上には公開されません。
逆に公開されているクラブチームといえば、例えば
- 地元の協会から掲載を求められてやむなく掲載
- 本当に人が集まらなくて、「クラブ維持」という経済的な理由から募集をかけている
- そもそも募集をかける以外の目的でサイトを公開している
などといったところです。
そういうところに、無茶にアタックをかけても、お互い不幸ですし、いい結果は得られません。
クラブチームを人に紹介してもらう
クラブチームを探すのに一番いい方法は、人づてに紹介してもらうことです。
あなたがすでにバドミントンをやっているなら、バドミントンの知り合いはたくさんいるはずです。
知り合いのなかには、気さくで顔が広い方もいるはずで、そういう人に「どこかいいところない?」と聞いてみましょう。
バドミントンしたい人「どこかバドミントンできるところ探してるんだけど、いいところない?」
知り合い「俺が行ってるところでよければ、日曜の19時から○○体育館で毎週やってるよ」
ってな感じ。
必ずしも、「知り合い=クラブチーム運営者」である必要はありません。
知り合いが参加しているクラブに一緒に行くだけでいいのです。
インターネットでクラブチームを探すのとは違い、人づての紹介でクラブチームに行くと、
- (運営者)どんな人が来るのかあらかじめ把握できるので安心
- (あなた)事前にある程度クラブのレベル感や雰囲気を想定できる
というふうに、お互いにメリットがあります。
クラブチームを探すなら、必ず人づてに紹介してもらう。
これが基本だと覚えておいてください。
もしあなたが、バドミントン初心者だとしたら、なおさら人づてに探した方がいいです。
バドミントンクラブチームでやることは、たいてい「ゲーム練習」です。
そこにいきなり初心者が行っても、残念ながらお互いに楽しくありません。
まずはバドミントンをやっている人を見つけて、初心者でも参加できる雰囲気のクラブチームを紹介してもいましょう。
クラブチームの中には、初心者用のコートを設けて、そこで優しい人が指導してくれるところもあります。
知り合いがいない人「遠方から引っ越してきて、どうしても知り合いがいないんですが、どうしたらいいですか!?」
カツオ「大丈夫です!知り合いは、大会に参加することで作れるケースがあります。」
大会に参加してそこからクラブチームを見つける
大会に参加して、クラブチームを見つけるパターンもお話しします。
例えば、地方から東京に引っ越してきて、本当に知り合いが全然いない場合、これまでに紹介したやり方が通用しません。
実際に私の知り合いで、当時東京に引っ越してきた人がいて、今では同じクラブチームでバドミントンをしています。
その人の成功例を紹介しますね。
その人が東京に引っ越してきて真っ先にやったことは、「クラブチーム探し」ではなく、「オープン大会へのエントリー」でした。
彼は、東京で開催されるバドミントンの大会にどんどんエントリーしていき、試合に出ることで、対戦相手との交流を試みました。
普通だと対戦が終わると、多少あいさつはしたとしても、すぐにお互いコートを去りますよね。
でも、たまにいい試合をしたあとに、対戦相手と多少の世間話になることがあります。
試合後に打ち解けた瞬間を逃さない。
たいてい初対面の人とバドミントンの話をすると、ほぼ100%話題に上がるのが「いまどこでバドミントンしてるの?」という話です。
対戦相手「ちなみに、普段はどこでバドミントンしてるんですか~?」
クラブチームを探している人「実は引っ越してきたばかりで、バドミントンできるところを探してるんですよ~。」
バドミントンをやっている人なら、こんな風に言われたら…「じゃあ、今度うち来れば!?」というワードを言わずにはいられないものです。
東京に引っ越してきた彼は、このパターンで私と出会い、私の通うクラブチームに通い始めました。
面接といったらおこがましいですが、クラブチーム運営者からすれば、スキャン済みの参加者です。
彼はすんなりチームに溶け込んで、いまではすっかり主要メンバーの一員となりました。
クラブチーム運営者から誘ってもらう
強くなりたい人「今通っているクラブチームはあるんだけど、もっとレベルの高いところに行きたい!どうやって探せばいいですか?」
カツオ「強いクラブチームの運営者に誘ってもらえるよう、努力するしかないです。」
今通っているクラブチームよりも、もっとレベルの高いクラブチームに、行けるものなら行きたいですよね。
実は、強い人たちは、強い人たちだけで、少数精鋭のクラブチームに行っていることがあります。
強い人たちだけで、小さめの体育館に集まって、6人~10人とかの少人数で練習していたりするのです。
そういった少数精鋭のクラブチームの運営者は、日頃から「ヘッドハンティング」のように、目を光らせています。
なので、普段通っているクラブチームでの練習や、大会などで、
- 成果をあげる。アピールする。
- 高いモチベーションで取り組む
といったことを心がけてください。
また、少々ズル賢いやり方ですが、そういうクラブチームの運営者に、いろんな意味で気に入られるようにすべきです。
※飲み会とかで仲良くなるとか
あなたの実力(もしくはやる気)を認めてくれれば、クラブチームの運営者のほうから、あなたに声をかけてくれますよ。ファイト!
まとめ
私の経験上、いいクラブチームほどインターネットに出ていません。
なぜなら、クラブチーム側にメリットがないから。良いところは、ネットで募集かけなくても間に合っています。
あなたがすべきことは、クラブチームを紹介してくれそうな知り合いを探すことです。
知人がまったくいないなら、見つける方向で。大会に出て、出会いを探すのもありだし、職場とかでバドミントンやっている人を探すのもいいかも。家族の友人とかにもバドミントンやっている人がいるかもしれませんよ。
とにかく人づてに探しましょう。
という話でした。