スマッシュに体重を乗せる筋肉の使い方

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どうも!管理人のポン太先生です。
 
今回は、体重を乗せる筋肉の使い方をお話ししていきます!
 
あなたは、
重いスマッシュ
という言葉を聞いたことがありますか?
 
ちまたでは、
重いスマッシュとはこのように言われています。
・体重が乗っているので減速しにくい
シャトルが重くてラケットが押されるので返球しにくい
 
これはどちらも間違っています!
詳しくは↓こちら↓で詳しく解説しているので、気になる人は読んでみてください。

  

重いスマッシュとは

重いスマッシュの定義は人によって違いますが、
ポン太先生はこう思います。
 
重いスマッシュとは、
返しづらいショットのこと。
 
もっとせまい意味でいうと、
体重が乗っているショットのことです。
 
体重が乗っていると、
見た目のスイングスピードよりも、打球は速く飛びます。
 
なので、
想像よりも速く球が飛んでくる
スマッシュが重い!
と感じるんです。
 
 

体重を乗せるとスイングスピード以上にショットは速くなる

プロの男子ダブルスで、
ドライブを打ち合っているシーンを思い浮かべてみてください。
 
コンパクトなスイングでも、
ものすごいスピードで打ち合いますよね。
 
しかもそんなにラケットを振っているようには見えないのに、シャトルのスピードは速いですよね。
 
なぜなら、
スイングスピードで打つというより、体重を乗せて打っているからなんです。
 
 

体重を乗せるとは

では、体重を乗せるとはどういうことかお話ししましょう。
 
体重を乗せるとは、
シャトルからの反発力に押し負けないように、ラケットを押し込む
ということです。
 
いま、あなたが時速150kmでラケットをスイングしたとしましょう。

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ラケットに体重が乗っているときと、
乗っていないときの違いはこのようになります。
 

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ラケットに体重が乗っていないとき(左)、
ラケットが減速するため、シャトルの威力は弱くなります。
 
一方で、
ラケットに体重が乗っていると(右)、
ラケットはシャトルに打ち負けにくくなります。
 
そして、減速が抑えられるため、
シャトルの威力は大きくなります。
 
ラケットでシャトルを打つとき、ガットが伸びます。
 
その伸びを最大限に活かすためには、
ラケットをいかに減速させないか
これがとても重要なんです。
 
 

どうすれば体重の乗ったショットが打てるのか

では、どうすればシャトルにぐっと体重が乗ると思いますか?
 
ひとつは、↓この記事↓でもお伝えしたように、ラケットを握りこむということです。

 
ただ、他にも体重を乗せるためにやってほしいことがあります。
 
それは、インパクトの瞬間に「腹筋、胸筋、二の腕」の3点に、力を込めることです。
 
ちょうど下の写真の左から3番目の瞬間です。
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見た目にはわかりませんが、この選手は赤い部分に一気に力を入れています。
 
インパクトの瞬間に「腹筋、胸筋、二の腕」を一気に収縮させると、とても速いスマッシュが打てます。
 
プロ選手ともなると、このように瞬間的に筋肉を収縮させる力が半端ないです。
筋肉のトレーニングも大事ですが、どちらかというとイメージトレーニングの方が大事だと、ポンタ先生は思います。
 
この、
一気に力を入れる
という動作はコツがいります。
 
なので、
筋トレをするよりまずはイメージをつかめるように練習しましょう。
 
まずは、素振りをしてイメージをつかみましょう。
ラケットのシャトルを打つ瞬間に、力をギュッと込める練習です。
 
慣れてきたら今度はスマッシュを実際に打ちます。
「腹筋、胸筋、二の腕」を意識して、シャトルに体重を乗せるイメージを身につけていきましょう。
 
筋トレは、そのイメージをつけたあとにやると効果的ですよ。
 
ちなみに、
ポン太先生はむやみに筋トレはしないほうがいいと思います。
 
ちゃんとした知識を持たずに筋トレをしても意味がないからです。
意味が無いどころか、使えない筋力をつけて体が重くなるので、むしろ逆効果。
 
どんな筋トレだったら効果があるのかは、
↓この記事↓で解説しているので、読んでみてくださいね。

 
はい!今回はここまで。
 
ではまた!