トレラケが最速スマッシュへの近道な理由

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どうも!管理人のポンタ先生です。
 
今回は、スマッシュ力を上げるための最強の武器となるトレラケについてお話していきたいと思います!
 
「トレラケってなんだよ」っていう人のために軽く説明しておきます。
トレラケってのは、トレーニングラケットの略です。
 
普通のラケットよりも、重たいです。
大体120〜150g。
普通のラケットは80〜90g前後なので、トレラケは約1.5倍の重さになります。
 
つまり、普通のラケットよりも約1.5倍負荷がかかるラケットです。
 

トレラケを使うと生きた筋肉を付けることができる

トレラケを使用する最大のメリットは、
生きた筋力を付けることができるということです。
 
普通スマッシュを速くしたいと思ったら、筋トレを頑張ると思います。
でも、
ポン太先生はむやみに筋トレはしないほうがいいと思います。
 
ちゃんとした知識を持たずに筋トレをしても意味がないからです。
意味が無いどころか、使えない筋力をつけて体が重くなるので、むしろ逆効果。
 
どんな筋トレだったら効果があるのかは、
↓この記事↓で解説しているので、読んでみてくださいね。

 

正しい筋トレの知識を身につけて頑張るのもいいですが、

もっと効率がいい方法があります。

それが、トレラケでスマッシュ練習をすることです。
 
トレラケでスマッシュを打つと、
本当にスマッシュで使う筋肉を鍛えることができます。
 
筋肉って、同じ部位でも鍛え方しだいで性格がちがってきます。
  • 早く動かす
  • じっくりと重いものを動かす
  • 一瞬で力を入れる
  • 長時間使い続ける 
などなど。
同じ部位の筋肉でもいろんな性格を持つんです。
どの性格を伸ばすかはあなたの筋トレのやり方で決まってきます。
 
トレラケを使用すれば、
本当にスマッシュを打つ時と同じ状況で筋肉を育てることができるんです。
なので、トレラケを持ってないひとは、すぐにでも買いましょう。
 
 

トレラケを買うときは重さに気をつけて

トレラケを買うときに注意してほしいことが有ります。
それは重さ。
 
あなたにとって重すぎるトレラケを使うと、
鍛えられる筋肉がスマッシュ用の筋肉じゃなくなってしまいます。
 
あなたにとってラケットが重すぎると、
重いものをゆっくり動かす筋肉が育ってしまうんです。
 
このへんは個人差がありますが、
まずは120g前後から始めるのがおすすめです。
 
「おれは重くても振れるぜ!」と思うなら、もっと重いトレラケにチャレンジしてみてもいいですよ。
素早くラケットを振るイメージが損なわれないのであれば、重くてもいいです。
 
ちなみに、ポン太先生が使っているトレラケはこれです。↓
まだトレラケを持っていない人は要チェック。
一般的におすすめできる120gの重さで、フルカーボンです。
 
昔は無名ブランドの150gのトレラケを使っていました。
しかし、重すぎて使えない筋肉がついてしまいました。。
 
試行錯誤した結果、120gの重さがポン太先生には最適でした。
 
すごい人だと、
トレラケではなく、スカッシュで練習してます。
筋力に自信がある人は、スカッシュラケットの安いやつを買うのもありです。
 
ポンタ先生の周りの選手でよく使われているスカッシュラケットはこれです。↓
スカッシュラケットといっても、面の大きさが結構違います。
バドミントン用に買うなら、面が小さいものがおすすめですよ。
  
 

トレラケを使うときに気をつけること 

トレラケを使うときに注意して欲しいポイントがあります。
それは、ラケットヘッドの速度を速くするイメージを崩さないことです。
 
どうしてもラケットが重い分、力が入ります。
そうすると、ラケットのスイングスピードが遅くなるクセがついてしまいます。
 
なので、
トレラケを振るときもラケットヘッドスピードを落とさないように意識してください。
力を入れるよりは、回すイメージで。
 
あと、
トレラケを使用した後には、必ず普通のラケットでも振っておくのもオススメです。
その際にも、ラケットヘッドスピードを上げるように意識して振るといいですよ。
 
トレラケで鍛える
普通のラケットでスイングスピードを確認する。
またトレラケで鍛える
 
このように交互にラケットを使用していくと、スイングスピードと筋力をバランス良く伸ばしていけますよ。
 
はい!今回はここまで。
 
ではまた!

スマッシュを強化するなら!知らなきゃ損する筋トレのポイント

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どうも!管理人のポン太先生です。
 
今回は、スマッシュを強化するために筋トレのコツについてお話していきますよ!
 
スマッシュ強化したいですよね〜。
そのために、
マジメな人は筋トレを頑張っていると思います。
 
でも、
その筋トレ、本当に効果ありますか。
 
頑張って筋トレする姿勢は素晴らしいです。
しかし、
やり方が間違っていると筋トレの効果は激減します
 
この記事を読んで、正しい知識をつけてから筋トレをやってみてください。
そしたら必ず、
スマッシュを打つための筋肉を効果的に鍛えることができますよ!
 
 

スマッシュの強化に必要な筋肉ってなに?

筋肉って、鍛え方によっていろんな性格に育つのを知っていますか。
  • 早く動かす
  • じっくりと重いものを動かす
  • 一瞬で力を入れる
  • 長時間使い続ける
みたいに、筋肉にはいろんな性格があります。
 
頑張って筋トレをしても、
スマッシュ強化に必要な筋肉とはちがう性格を伸ばしてしまうと、努力が水の泡になってしまいます。
 
スマッシュの強化に必要な筋肉は、「一瞬で力を入れる」という性格です。
 
例えば、すごく重たい負荷でゆっくり持ち上げるようにして、胸筋を鍛えたとします。
そしたら、ラグビー選手のような美しい(?)胸筋を手に入れることはできます。
しかし、そのような筋肉はスマッシュには活用できません。
 
だんだん筋トレをしていると、目的を見失ってしまいます。
筋トレ自体が目的にならないように、気をつけましょうね。
 
 

「一瞬で力を入れる」筋トレってなに?

では、スマッシュを強化するために、どんな筋トレをすればよいでしょうか。
「一瞬で力を入れる」筋トレってなんでしょうか。
 
まずは、先にこの動画を見てください。
 

 
このように、筋収縮するときに速く動かすのがポイントです。
この動かし方で、それぞれの筋肉を鍛えていってください。
 
 

どの筋肉を鍛えればいいのか 

スマッシュを強化するために鍛えてほしい筋肉は次の部位です。
  1. もも表
  2. もも裏(ハムストリング)
  3. 腹筋
  4. 胸筋
  5. 二の腕
  6. リスト(回内運動)
  7. 握力
それぞれの部位を鍛えるメニューは、また別の機会に記事を書きますね。
まずは、どこを鍛えなきゃいけないのか理解しましょう。
 
たぶん、下半身の部位が挙げられたのを意外に感じましたか?
下半身はとっても重要ですよ。
 
利き足で地面をしっかりとらえて、前に蹴り上げる力が重要です。
スマッシュ速度の土台となります。
 
 
はい!今回はここまで。
 
ではまた!

遠心力で打つ…ってなに?

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どうも!管理人のポン太先生です。
 
今回は、「遠心力で打つ」という言葉の意味について考えていきたいと思います!
 
あなたは、バド仲間と話すことや、アドバイスをもらうことがありますよね。
たまーに、「遠心力」という言葉が出てくることがありませんか?
 
さっそく結論から言います。
「遠心力」という言葉は、できれば使わないでほしいです。
 
また、もしバド仲間が「遠心力」という言葉を使ったら要注意です。
相手がどういう意味で使っているのか、できれば別の言葉で言い換えてもらってください。
 

なぜ「遠心力」という言葉が意味不明なのか

では、ここから理由をお話ししていきますね。
 
そもそも、
遠心力というのは、進行方向の垂直にかかる力のことです。
 
たまーに、「遠心力で打つ」という言葉が使われることがありますが、、
これは大間違い。。汗
 
ラケットを振る時に、遠心力は確かにあります。
あ・り・ま・す・が、
これはラケットのシャフトの方向。
つまり、ラケットが手から抜けて行く方向にかかります。

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絵を見ても分かる通り、
遠心力がいくら強くても、シャトルに与える力はゼロですね。
 
なので、「遠心力で打つ」って言葉は、意味不明なんです。
遠心力は、シャトルになんの力も加えないからです。
 
 

相手が「遠心力」って言ってきたら

相手が「遠心力」という言葉を使ったら、意味不明です。
しかし、その人なりになにか伝えたい事があるのだと思います。
 
なので、
そういうときは別の言葉で言い換えてもらってください
 
「遠心力で打つってどういうことですか?」
って。
 
「遠心力は遠心力だよ!怒」
って言われたら、もう聞かなくていいですよ!笑
そしたらポン太先生のこの記事を紹介してあげてください。
 
 

遠心力のメカニズム

ちなみに、遠心力のメカニズムについてもお話ししておきます。
 
そもそも、
物体がある方向に動いているとき、物体はその方向に動き続けようとします。
※これを慣性の法則といいます

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あなたが電車に乗っていて、電車がブレーキをかけるとどうなりますか?
「おっとっと」って進行方向に体がもってかれますよね。
 
これは、
あなたが進行方向に移動し続けようとしているのに、電車が先に減速しているからなんです。
あなたは、まだ進み続けようとしているわけです。
 
では、電車がカーブしたらどうでしょうか。

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電車はカーブするかもしれませんが、あなたはそのまま進もうとします。
すると、進行方向の垂直に体がもってかれます。
 

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これが、遠心力です。
遠心力は、電車がカーブしている限り、あなたにかかります。
 
 

ラケットにおける遠心力

じゃあ、ラケットだとどうでしょう。
あなたがラケットヘッド君だとします。

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ラケットヘッド君っていったら、だいたいこんなもんですよね!
 
プレーヤーがラケットを振ると、ラケットヘッド君は外側に引っ張られます。
でも、ラケットヘッド君はラケットの一部なので、別に飛んでいくことはありません。

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これが遠心力です。
 
遠心力がいくら強くても、シャトルに与える力は変わらないことがわかりますね。
 
ラケットのスイングスピードが速ければもちろんシャトルは速くなります。
その結果、確かに遠心力が強くなります。
しかし、遠心力が強くなるからシャトルが速くなるわけではありません
 
そこを履き違えないように気をつけましょう。
 
それでは、正しい知識をつけたら練習あるのみ。
今日も頑張っていきましょう!
 
はい!今回はここまで。
 
ではまた!

重いスマッシュ…ってなに?

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どうも!管理人のポン太先生です。
 
今回は、重いスマッシュとはなんぞや、ということを話していきたいと思います!
 
バドミントン仲間との会話で、たまに「重いスマッシュ」という言葉を耳にしますよね。
 
ポン太先生はとっても不安です。
 
重いスマッシュという言葉が一人歩きしてしまい、たくさんの人が勘違いをしてしまっています。
 
間違った知識のまま練習をしても、残念ながらスマッシュは速くなりません。
なので、ここで正しい知識を知っておきましょう。
 

なにがどう間違っているのか

重いスマッシュという言葉を、次のような意味で使う人がいます。
  1. 体重が乗っているので減速しにくい
  2. ラケットがシャトルの重みで押されるので、返球しにくい
 
これらは、いずれも間違った知識です!
このような知識を持っていても、残念ながらなんの役にもたちません。。
 
 

「1.体重が乗っているので減速しにくい」のウソ

はたして、減速しにくいスマッシュは存在するでしょうか。
 
その問いに答える前に、
シャトルが減速するメカニズムについてお話ししましょう。
 
シャトルって、最初は速いスピードで飛んでいくのに、どんどん速度が落ちてしまいますよね。
 
これは、シャトルが持っている貯金が減っているからだと思ってください。
貯金が減ってしまうのは、空気抵抗があるからです。
 
この貯金は、
・シャトルの重さ
・シャトルの初速
で決まります。
 

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そして、空気抵抗はざっくりというと、
・シャトルの速度
・シャトルの面積
・空気の密度
で決まります。
 

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このように、最初に蓄えたシャトルの貯金に対して、空気抵抗がかかる。
これが、シャトルの減速のメカニズムです。
 

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では、減速しにくいショットを打つために、あなたはなにができるでしょうか。
 
上に並べた要素のなかで、あなたが変えることができるのは、
シャトルの初速
だけですよね。
 
「減速しにくいスマッシュ」
と言った場合、
(他の人と同じ初速なのに)減速しにくい
という意味で使われます。
 
人間には初速しか変えられないのに、どうやって同じ初速のスマッシュを減速させにくくできるのでしょうか。
 
つまり、原則しにくいスマッシュなんて打てないということです。
※カットの話を除く
 
 

「2.ラケットがシャトルの重みで押されるので、返球しにくい」のウソ

これも、シャトルが重くなるというイメージで使われる表現ですが、
実際にシャトルが重くなるわけはありません
 
想像してみてください、
シャトルの重さは5グラム前後。
 
ラケットと触れるだけで、そのシャトルの重さがいきなり10グラムになるでしょうか?
 
なりませんよね。
 
スマッシュを打つときに、シャトルの重量を変える方法を見つけたら、ノーベル賞取れると思いますよ。
 
なので、この2つの考え方は誤りです。
  1. 体重が乗っているので減速しにくい
  2. ラケットがシャトルの重みで押されるので、返球しにくい
 

じゃあ、重いスマッシュってなに?

では、「重いスマッシュ」の本当の意味はなんでしょうか。
 
それは、次に上げるようなスイートスポットを外しやすいスマッシュです。
  • 想像よりも速く飛んでくる
  • 想像よりも角度が鋭い
  • 想像よりも遠いコース、もしくは返しづらいボディに飛んでくる
このようなスマッシュは、スイートスポットを外しやすく
「重いなぁ」
と感じます。
 
これからは
「重いスマッシュ」という言葉を使っている人がいたら気をつけましょう。
あなたが今後どんな練習をすべきなのかを間違えないためにも。
 
はい!今回はここまで。
 
ではまた!

”並進運動”と”回転運動”でスマッシュは爆発する

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どうも!管理人のポン太先生です。
 
今回は、速いスマッシュを打つために大切なポイントをお話ししていきます!
 
野球のピッチャー用語で、"並進運動"という言葉があります。
 
並進運動というのは、体を水平前方に進ませる運動のことです。
足を大きく前にだす、あれです。
 

 
ピッチャーは、この並進運動でエネルギーを蓄えます。
そして、そのエネルギーを上半身からボールに伝えます。
そうすることで、速い投球を実現しているのです。
 
これをバドミントンにも応用して考えると、並進運動とはどんな運動でしょうか。
 
ポン太先生はふたつあると思います。
 
ひとつは、
利き足で地面を前方向に蹴り上げること。
そうすると、体は前方へ勢いを持ちます。
 
※右足で蹴る例

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体が前に進んでいますね。
 
 
そして、
バドミントンにおけるふたつ目の並進運動は、
腹筋の収縮によって上半身を前進させること。
 
このように胸をはるように、上半身を後退させて… 

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そこから一気に上半身を前に出す!

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このように、
  • 利き足で地面を前方向に蹴り上げる
  • 腹筋の収縮によって上半身を前進させる
という2つの技術を両方使うと、とても速いスマッシュが打てますよ。
 
そして、
これらの並進運動に加えて、もうひとつ、"○○運動"という技術がとても重要です。
 
なんだかわかりますか?
 
正解は、"回転"運動です。
 
左足つけ根から首の右側にかけてを軸にして、体を回転させてください。
※サウスポーの人は読み替えてくださいね
 

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この回転運動を使うと、スマッシュがもっと速くなります。
 
たまに、テイクバックのときにまったく半身にならない人がいます。
 
最初から正面を向いて打つと、確かにコントロールは若干上がります。
しかし、そのような打ち方ではパワーが出しきれません。
 
なので、しっかり体を回転させてください。
 
そのためには、
テイクバックの時に、体を半身にするのがポイントです。
 
最低でも45°くらいは半身になるべき。
理想は、ラケットが相手から見えなくなるくらいまでテイクバックします。
 
さて、
以上のことをまとめると、速いスマッシュを打つためのポイントはこれらの3つです。
・利き足で地面を前方向に蹴り上げる。
・腹筋の収縮によって上半身を前進させる。
・左足つけ根から首の右側にかけてを軸にして、体を回転させる。
 
いかがでしょうか。
あなたはすべてできていますか?
 
足りない部分があったら、すぐに練習に取りかかりましょう!
 
はい!今回はここまで。
 
ではまた!

左手の使い方を覚えるだけでスマッシュはもっと速くなる

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どうも!管理人のポン太先生です。
 
今回は、スマッシュを打つときの左手の使い方について解説していきますよ〜。
※右手の人向けに書いていくので、サウスポーは、左右読み替えてくださいね。
 
速いスマッシュを打つためには、右手だけでなく、
左手の使い方が非常に重要になります。
 
あなたは、左手の使い方をちゃんと意識していますか?
 
まず、ラケットを構えるときは、左手を斜め前に上げますね。
 
一般的には、
だいたいシャトルの方向に、左手を上げましょう
と言われています。
 
見た目でいうと、こんな感じです。

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左手を上げるとき、左腕全体はリラックスしてくださいね。
 
 
そして、ここからが最大のポイントです。
 
インパクトの瞬間に、左手をぐっと体に引き寄せましょう。
 
こんな感じです。

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このように左手を引き寄せると、スマッシュが速くなります。
 
この理由は、
左手を引き寄せると、右腕を出しやすくなるからです。
 

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右手を前に振ろうとすると、右肩が後方に押されます。
これは、これは作用反作用の法則です。
 
作用反作用については、この記事でも紹介しています。よかったら、読んでみてください。↓

 
シャトルにエネルギーをたくさん加えたかったら、肩は固定したいところ。
 
そのために、左手を引き寄せるんです。
 
左手を引き寄せると、体が前方に引っ張られます。
それによって、肩がスイングに押される効果を打ち消すことができるんです。
 

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さあ、理解したらあとは実践のみ!
素振りして、左手の使い方を覚えましょう。
 
はい!今回はここまで。
 
ではまた!

手首をうまく使うだけでスマッシュはさらに加速する

最終更新日:2017/5/10

 

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どうも!管理人のポン太先生です。
  
今回は、スマッシュのスイングの終盤に必ずやってほしい手首の使い方について解説します!
 
あなたは、知っていますか?
ラケットとシャトルがインパクトする瞬間に、
必ずやらなければいけないことを。
 
それは、
ラケットを握りこむ
という手首の動作です。
 

ラケットを握り込むとヘッドスピードが上がる

シャトルを打つ瞬間にラケットをギュッと握りこむことで、
手首を中心に、ラケットのヘッドスピードが劇的に上がります

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ただし、
ここで非常に重要なポイントがあります。
 
それは、
握りこむ前は手首をガチガチにしないこと
です。
 
最初からガチガチに握っていたら、
いざスマッシュを打つ瞬間にいくら握りこんだって、
何も変化が起きませんよね。
 
手首がガチガチな人は、ラケットがよく回りません。

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なので、この2点を意識してください。
 
最初は手首をリラックス
打つ瞬間に握りこむ
 
 

ラケットを握り込むとインパクトが強くなる

ラケットを握りこむことで、
インパクトの瞬間にラケットを支える
という効果もあります。
 
シャトルからラケットへの反発に負けないように、押し出す力
のことです。
 

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手首がガチガチな人でも、
一応この押し出す効果は得られています。
 
ですが、前半で述べたヘッドスピードアップの効果は、得られていません。
 
 

 なぜ握り込む動作が重要なのか

いまから、
スマッシュを速くするために非常に重要な考え方を言いますね。
 
それは、
シャトルに近い部分から優先的に解決するべき
ということです。
 
バドミントンのスマッシュは、
エネルギーの伝達ゲームだと思ってください。
 
スマッシュの動作は下半身からはじまり、
「上半身くんおねがいねー」
「腕くんおねがいねー」
「手首くんおねがいねー」
というようにエネルギーをバトンタッチしていきます。
 
エネルギーを伝達し、加速させていく動作。
それがスマッシュです。
 
なので、
エネルギー伝達の終盤になればなるほど責任重大!
 
シャトルを打つとき、最後にシャトルに触れるのはガットです。
ガットがふにゃふにゃだったら、
世界ランク1位の選手でもヘロヘロなスマッシュになってしまいます。
 
では、
人間の身体の一番シャトルに近いところはどこでしょう?
 
手首と手ですね。
 
つまり、
手で握り込む運動は、道具以外でもっとも重要ということです。
 
 

握力アップはコスパ最強の筋トレ

スマッシュ強化のためには、人間の部位の中でも手首と手が最も重要です。
 
なので、
もしポン太先生がこのような質問を聞かれたとします。
「最低でも1箇所だけ筋トレするならどこですか〜?」
 
そんな子には、
「おい!もっとがんばれよ!!」
って言いたくなっちゃいますが。。笑
 
一応、
「しょうがないなー、なら握力アップがオススメだよ!」
と言うでしょう。
 
エネルギー伝達の最後のカギを握っているので、
あなたのその握力の責任は重大なんです。
 
なので、
最優先で握力トレーニングをしてください。
 
筋力アップのためには、
「10回ギリギリ×3セット」
が鉄則です。
 
そして、「10回ギリギリ」の負荷はどれくらいかというと、
目安は最大の8割〜9割
 
あなたの握力が40kgなら、
30kg〜35kg
くらいの負荷でトレーニングするといいですよ。
 
細かく調整することの出来る握力UPアイテムを使ってくださいね。
いろいろ探せば出てきますが、ポン太先生が使ったことのあるものを載せておきます。
はい!今回はここまで。
 
ではまた!