”並進運動”と”回転運動”でスマッシュは爆発する
どうも!管理人のポン太先生です。
今回は、速いスマッシュを打つために大切なポイントをお話ししていきます!
野球のピッチャー用語で、"並進運動"という言葉があります。
並進運動というのは、体を水平前方に進ませる運動のことです。
足を大きく前にだす、あれです。
ピッチャーは、この並進運動でエネルギーを蓄えます。
そして、そのエネルギーを上半身からボールに伝えます。
そうすることで、速い投球を実現しているのです。
これをバドミントンにも応用して考えると、並進運動とはどんな運動でしょうか。
ポン太先生はふたつあると思います。
ひとつは、
利き足で地面を前方向に蹴り上げること。
そうすると、体は前方へ勢いを持ちます。
※右足で蹴る例
体が前に進んでいますね。
そして、
バドミントンにおけるふたつ目の並進運動は、
腹筋の収縮によって上半身を前進させること。
このように胸をはるように、上半身を後退させて…
そこから一気に上半身を前に出す!
このように、
- 利き足で地面を前方向に蹴り上げる
- 腹筋の収縮によって上半身を前進させる
という2つの技術を両方使うと、とても速いスマッシュが打てますよ。
そして、
これらの並進運動に加えて、もうひとつ、"○○運動"という技術がとても重要です。
なんだかわかりますか?
正解は、"回転"運動です。
左足つけ根から首の右側にかけてを軸にして、体を回転させてください。
※サウスポーの人は読み替えてくださいね
この回転運動を使うと、スマッシュがもっと速くなります。
たまに、テイクバックのときにまったく半身にならない人がいます。
最初から正面を向いて打つと、確かにコントロールは若干上がります。
しかし、そのような打ち方ではパワーが出しきれません。
なので、しっかり体を回転させてください。
そのためには、
テイクバックの時に、体を半身にするのがポイントです。
最低でも45°くらいは半身になるべき。
理想は、ラケットが相手から見えなくなるくらいまでテイクバックします。
さて、
以上のことをまとめると、速いスマッシュを打つためのポイントはこれらの3つです。
・利き足で地面を前方向に蹴り上げる。
・腹筋の収縮によって上半身を前進させる。
・左足つけ根から首の右側にかけてを軸にして、体を回転させる。
いかがでしょうか。
あなたはすべてできていますか?
足りない部分があったら、すぐに練習に取りかかりましょう!
はい!今回はここまで。
ではまた!