手首をうまく使うだけでスマッシュはさらに加速する

最終更新日:2017/5/10

 

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どうも!管理人のポン太先生です。
  
今回は、スマッシュのスイングの終盤に必ずやってほしい手首の使い方について解説します!
 
あなたは、知っていますか?
ラケットとシャトルがインパクトする瞬間に、
必ずやらなければいけないことを。
 
それは、
ラケットを握りこむ
という手首の動作です。
 

ラケットを握り込むとヘッドスピードが上がる

シャトルを打つ瞬間にラケットをギュッと握りこむことで、
手首を中心に、ラケットのヘッドスピードが劇的に上がります

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ただし、
ここで非常に重要なポイントがあります。
 
それは、
握りこむ前は手首をガチガチにしないこと
です。
 
最初からガチガチに握っていたら、
いざスマッシュを打つ瞬間にいくら握りこんだって、
何も変化が起きませんよね。
 
手首がガチガチな人は、ラケットがよく回りません。

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なので、この2点を意識してください。
 
最初は手首をリラックス
打つ瞬間に握りこむ
 
 

ラケットを握り込むとインパクトが強くなる

ラケットを握りこむことで、
インパクトの瞬間にラケットを支える
という効果もあります。
 
シャトルからラケットへの反発に負けないように、押し出す力
のことです。
 

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手首がガチガチな人でも、
一応この押し出す効果は得られています。
 
ですが、前半で述べたヘッドスピードアップの効果は、得られていません。
 
 

 なぜ握り込む動作が重要なのか

いまから、
スマッシュを速くするために非常に重要な考え方を言いますね。
 
それは、
シャトルに近い部分から優先的に解決するべき
ということです。
 
バドミントンのスマッシュは、
エネルギーの伝達ゲームだと思ってください。
 
スマッシュの動作は下半身からはじまり、
「上半身くんおねがいねー」
「腕くんおねがいねー」
「手首くんおねがいねー」
というようにエネルギーをバトンタッチしていきます。
 
エネルギーを伝達し、加速させていく動作。
それがスマッシュです。
 
なので、
エネルギー伝達の終盤になればなるほど責任重大!
 
シャトルを打つとき、最後にシャトルに触れるのはガットです。
ガットがふにゃふにゃだったら、
世界ランク1位の選手でもヘロヘロなスマッシュになってしまいます。
 
では、
人間の身体の一番シャトルに近いところはどこでしょう?
 
手首と手ですね。
 
つまり、
手で握り込む運動は、道具以外でもっとも重要ということです。
 
 

握力アップはコスパ最強の筋トレ

スマッシュ強化のためには、人間の部位の中でも手首と手が最も重要です。
 
なので、
もしポン太先生がこのような質問を聞かれたとします。
「最低でも1箇所だけ筋トレするならどこですか〜?」
 
そんな子には、
「おい!もっとがんばれよ!!」
って言いたくなっちゃいますが。。笑
 
一応、
「しょうがないなー、なら握力アップがオススメだよ!」
と言うでしょう。
 
エネルギー伝達の最後のカギを握っているので、
あなたのその握力の責任は重大なんです。
 
なので、
最優先で握力トレーニングをしてください。
 
筋力アップのためには、
「10回ギリギリ×3セット」
が鉄則です。
 
そして、「10回ギリギリ」の負荷はどれくらいかというと、
目安は最大の8割〜9割
 
あなたの握力が40kgなら、
30kg〜35kg
くらいの負荷でトレーニングするといいですよ。
 
細かく調整することの出来る握力UPアイテムを使ってくださいね。
いろいろ探せば出てきますが、ポン太先生が使ったことのあるものを載せておきます。
はい!今回はここまで。
 
ではまた!